『葬送のフリーレン』は、魔王を倒した後の世界を舞台に、人間のことを知ろうと旅するエルフの魔法使い・フリーレンの物語です。
深いテーマ性と美しい作画、そして個性豊かなキャラクターたちが多くのファンの心を掴み、2023年からはアニメ化によってさらに人気が高まっています。
本記事では、2024年3月に実施された第2回公式キャラクター人気投票の結果を中心に、ファンに支持されるキャラたちをランキング形式でご紹介。投票総数1268万票を超える中で、どのキャラが上位に食い込んだのか、そしてアニメ効果で人気が急上昇したキャラとは誰なのか、詳しく解説していきます。
また、1人1票のみの集計による「真の人気ランキング」や、前回との比較、さらにはSNSで話題になったキャラにも触れて、ファンのリアルな声とともに深掘りします。
- 2025年最新の人気キャラTOP30の詳細と順位変動
- アウラやユーベルが急上昇した理由とアニメの影響
- 番外編ランキングで見えた“真の人気キャラ”とは?
ファンが選んだ『葬送のフリーレン』最新人気キャラランキングTOP10
2024年3月に実施された第2回キャラクター人気投票では、総投票数が1268万8733票を記録し、作品の注目度とファンの熱量の高さが改めて示されました。
投票は1人何度でも可能という形式ながら、その結果にはアニメ放送の影響やキャラクターの成長、演出の妙が色濃く反映されており、非常に興味深いものとなっています。
今回はそんなランキング上位10名を最新の票数とともに振り返り、それぞれのキャラがなぜここまでファンの心を掴んだのかを深堀りしていきます。
1位:勇者ヒンメルが2連覇達成!
第1位に輝いたのは、2連覇を達成した勇者ヒンメル。
得票数は123万9533票で、前回と変わらぬ圧倒的な支持を集めました。
アニメ第1話で描かれた「ヒンメルの死」は多くの視聴者の涙を誘い、「人を大切にする」その姿勢が作品全体のテーマとして語り継がれる存在になっています。
SNS上でも「絶対勇者」「人気投票2連覇おめでとう!」と祝福の声が多数寄せられ、愛され続ける英雄としてその地位を不動のものにしています。
2位:断頭台のアウラ、アニメ効果で急浮上
第2位には、まさかの急浮上を果たした魔族「断頭台のアウラ」がランクイン。
得票数は104万5369票で、前回10位から大躍進。
アニメ第9~10話にて描かれたフリーレンとの激突や、「自害しろ」の衝撃的なシーンがSNSでも大反響となり、ネットミームとして拡散されるほどの話題に。
視聴者からは「アウラ、自慢しろ!」「悪役なのに推したくなる」といった声が続出し、アニメ効果の最も大きな勝者といえる存在です。
3位:フェルンが感動の逆転ランクイン
第3位にランクインしたのは、フリーレンの弟子「フェルン」。
最終得票は86万4863票で、中間発表では10位だった順位からの感動的な逆転を果たしました。
アニメでの活躍はもちろんのこと、投げキッスで赤面するフェルンや、シュタルクとのダンスシーンなど、微笑ましくも印象的な描写が数多くありました。
ファンの間では「1位だと思ってた!」「やきもちフェルンが最高」といったコメントも多く、着実に“物語の柱”へと成長していることを実感させる結果です。
第11位〜30位の注目キャラたちを紹介
TOP10に入らなかったキャラクターたちの中にも、物語を支え、ファンの心に残る名脇役が多数存在します。
特に今回は、公式人気投票に初登場した新キャラや、アニメ効果で躍進したキャラが数多く見受けられ、11位〜30位の枠も熾烈な争いとなりました。
ここでは、印象的な活躍を見せたキャラたちを中心に、その人気の背景やファンの声を紐解いていきます。
大陸魔法協会受付のお姉さんが11位にサプライズ登場
SNSで驚きの声が上がったのが、第11位にランクインした「大陸魔法協会受付のお姉さん」。
名前も明かされていないモブキャラながら、その冷静で愛想のない表情や、印象的な台詞回しが視聴者の間で話題を呼びました。
Xでは「この人、なんかクセになる」「出るたび笑ってた」といった声が相次ぎ、モブから一躍人気キャラに昇格するという珍しい現象が起きました。
この結果は、『フリーレン』のキャラクター作りの緻密さと世界観の深さを象徴しているとも言えるでしょう。
ザイン、ラヴィーネ、ラントなど物語を彩る人気者も健闘
第25位のザインは、僧侶でありながらギャンブルや酒を愛する飄々とした性格が人気を集めました。
また、アニメ「一級魔法使い試験編」で活躍したラヴィーネ(24位)とラント(26位)は、それぞれの独特な魔法スタイルとキャラ性で強い印象を残しています。
「ラヴィーネの雪魔法が美しかった」「ラントの不気味な雰囲気がクセになる」など、放送タイミングと魅せ方が順位に大きく影響したことがうかがえます。
彼らは今後も再登場が期待されており、次回投票ではさらに順位を伸ばす可能性も大です。
1人1票で見えた「真の人気キャラ」は誰?
第2回投票では、何度でも投票できる仕組みが採用されていましたが、同時に「1人1票のみ」の番外編ランキングも公式Xにて発表されました。
この形式は、いわば“真の人気キャラ”をあぶり出すものであり、コアなファンの一票がどれほど熱いものかを如実に示しています。
ここでは、その中でも特に注目を集めたキャラたちを紹介します。
1位はフリーレン、主人公の底力を見せつける
堂々の1位に輝いたのは、やはり主人公フリーレン。
通常投票では5位とやや苦戦したものの、1人1票方式では見事にトップを獲得。
これは、1人1票=1人の“ガチ推し”票とも言えるため、フリーレンの人気が本物であることを証明する結果となりました。
「感情を学んでいく姿が尊い」「表情の変化が美しい」など、物語と共に成長する彼女に多くの共感が寄せられているようです。
ミミックやフランメなどコアな支持を集めたキャラにも注目
ミミック(番外編4位)やフランメ(同9位)など、登場回数が少ないキャラやモンスターも上位に食い込んでいるのが、この番外編の面白いところです。
ミミックに至っては、「またフリーレンが食われてたw」「もはやレギュラー」など、ネタ人気と愛され度の両面で高評価を獲得しています。
一方フランメは、作中最強クラスの魔法使いとして神秘性があり、過去の回想のみでここまで票を集めるという快挙を達成。
このように、投票形式が変わることでキャラクターの評価もまた新しい視点で見えてくることがわかります。
前回との比較で見るキャラ人気の変動とは
第2回人気投票は、2022年に行われた第1回とは異なり、アニメ放送中に実施されたことで、キャラクター人気に大きな影響が現れました。
中でも急激に順位を伸ばしたキャラと、順位を落としたキャラとのコントラストが鮮明で、アニメの演出やタイミングがいかに投票結果に作用したかが分かります。
ここでは、特に目立った変動を見せたキャラクターに焦点を当て、考察していきます。
アウラやユーベルが大幅ランクアップした理由
断頭台のアウラは前回10位→今回2位へと大躍進。
アニメ第9話〜10話で描かれたアウラ編が大好評だったことで、視聴者に強烈なインパクトを残しました。
「自害しろ」シーンの鬼気迫る演出や、声優・竹達彩奈さんの怪演も話題となり、「アウラ、自慢しろ」のネットミームまで誕生するほどの人気ぶりに。
また、ユーベルも13位→4位と大幅ランクアップ。
独特な戦闘スタイルとミステリアスなキャラクター性に加え、「人殺しの目」というキーワードも話題になり、視聴者の心を鷲掴みにしました。
ミミック・マハトなど順位を落としたキャラの背景とは
一方で、第1回で3位だったミミックが第2回では10位に順位を落とすなど、アニメ化によってややネタ要素の風化が見られました。
とはいえ依然として根強い人気を誇り、「また食われるフリーレン」という名シーンは健在です。
黄金郷のマハトも前回4位→8位と順位を下げました。
これは、アニメ未登場キャラであることが大きな要因です。
アニメに登場していないキャラの露出度が下がると、一般層からの投票数に響く傾向があり、人気維持にはメディア露出が重要であることを改めて示しています。
SNSで話題沸騰!ファンのリアルな声をピックアップ
『葬送のフリーレン』のキャラクター人気は、単なる数字だけでなく、SNSを中心に広がるファンの声によって形作られています。
X(旧Twitter)では、投票期間中もキャラクター名やセリフがトレンド入りし、毎週のアニメ放送後には感想投稿がタイムラインを埋め尽くしました。
そのリアルな声は、単なるファンアートや応援を超え、二次創作文化や考察コミュニティを活性化させる原動力にもなっています。
「アウラ、自慢しろ」「ヒンメルは絶対勇者」など熱い投稿
断頭台のアウラの躍進を象徴するのが、SNSで生まれた名言「アウラ、自慢しろ」。
もはやファンの合言葉となり、画像付きの投稿やパロディネタとして拡散されました。
また、ヒンメルには「絶対勇者」「ヒンメルがいれば大丈夫」といった、信頼と愛情を込めた声が多数投稿されており、主人公を超える存在感を見せています。
こうしたファンの言葉は、キャラクターがいかに物語を超えて愛されているかを象徴するものと言えるでしょう。
中間発表からの大逆転劇に盛り上がるファン
今回の投票では、Xで途中経過が随時発表されていたこともあり、「応援合戦」のようなムードが広がりました。
フェルンは中間発表で10位前後だったものの、最終的に3位にまで上昇。
これには「巻き返しすごすぎ!」「毎日投票してよかった」といった熱い投稿が相次ぎました。
また、アウラが9位→4位→2位と日を追うごとに順位を上げた点もファンの間で話題になり、「逆転劇がアツすぎる」「まるで選挙みたい」といったコメントが飛び交いました。
ファンの一票が物語を動かす――。それを実感できる、感動的な結果でした。
『葬送のフリーレン』人気キャラランキングまとめ
第2回公式キャラクター人気投票を通して見えてきたのは、キャラクターそれぞれが放つ“個性と深み”が、視聴者や読者の心にしっかり届いているという事実です。
ヒンメルの不動の1位、アウラやユーベルの急上昇、フェルンの逆転劇――。
票数の裏には、感情移入、共感、推しへの愛が確かに存在しており、まさに“読者参加型のドラマ”として成立していました。
物語への影響力、アニメの演出、声優の力が人気を左右
今回の投票結果において特に顕著だったのは、アニメ放送の影響力の大きさです。
断頭台のアウラやユーベルといったキャラが前回から大幅に順位を伸ばした背景には、緊迫した演出、構図、BGM、そして声優の熱演がありました。
一方で、アニメ未登場だったマハトやソリテールなどは順位を落としており、“メディア露出=人気”という図式が強く働いていたことがわかります。
声優陣の演技も重要な要素で、竹達彩奈さん(アウラ)、長谷川育美さん(ユーベル)などの存在が、キャラの魅力を倍増させていたのは間違いありません。
第3回投票への期待と、これからのキャラの活躍に注目
第2回投票は大盛況のうちに幕を閉じましたが、ファンの間では早くも「次は誰が1位になるか?」という話題で盛り上がっています。
今後、アニメ第2期が放送されれば、黄金郷のマハト編や、さらに深掘りされるキャラクターたちが登場し、新たな人気の波が生まれるでしょう。
第3回人気投票では、再び勢力図が大きく塗り替わる可能性も。
読者・視聴者としては、お気に入りのキャラクターの活躍を見守りながら、一票を投じる楽しみがさらに増していきそうです。
次のランキングでは、あなたの“推し”が頂点に輝くかもしれません。
- 2025年版キャラ人気ランキングを徹底解説
- ヒンメルが2連覇、アウラが大躍進
- フェルンは中間発表からの逆転劇
- モブキャラのお姉さんが驚異の11位
- 1人1票ランキングではフリーレンが1位
- アニメの演出と声優の力が順位に直結
- SNSではアウラ・フェルン推しが話題沸騰
- 次回第3回投票での変動にも注目
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