2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、世界中から注目を集める一大イベントです。
国内外から100を超えるパビリオンが出展され、文化・技術・エンタメの魅力が詰まった展示や体験型コンテンツが話題となっています。
本記事では、現在(2025年4月時点)で話題性・体験満足度・SNSでの注目度をもとにした最新のパビリオン人気ランキングをご紹介します。
初めて万博を訪れる方も、どのパビリオンを優先的に巡ればよいかを判断する参考になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 2025年万博で話題のパビリオン人気ランキング
- 注目の民間・海外・国内パビリオンの特徴と見どころ
- 予約必須パビリオンの対策や効率的な回り方のコツ
一番人気はここ!2025年万博のパビリオン総合ランキングTOP5
2025年大阪・関西万博では、国内外から100を超えるパビリオンが出展されており、テーマや展示方法の多様さが訪問者の関心を集めています。
中でも注目を集めるのが、「SNS投稿数」「メディア露出」「予約率」などを基にした総合人気ランキングです。
来場前にチェックしておくことで、限られた時間内で効率よく見学を楽しむヒントになります。
1位:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(バンダイナムコ)
全高約17メートルの実物大ガンダムが最大の目玉で、ガンダムファンはもちろん、家族連れや海外からの来訪者にも人気。
AR技術やホログラムを活用した「パイロット体験」では、臨場感あふれる操縦感覚を体感でき、未来とエンタメの融合を実感できる仕掛けが満載です。
来場者の間では「この万博でしか味わえない体験」として、写真・動画の投稿が急増しています。
2位:アメリカ館(月の石と大谷翔平で注目)
1970年の大阪万博以来、55年ぶりに「月の石」が日本で展示されることで、宇宙ファンの注目を集めています。
また、MLBで活躍中の大谷翔平選手のホログラムメッセージが展示され、アメリカのチャレンジ精神とスポーツ文化を象徴する内容となっています。
NASAの協力によるロケット打ち上げシミュレーターは、子どもにも大人にも高評価で、知的好奇心をくすぐる構成です。
3位:PASONA NATUREVERSE(パソナグループ)
「からだ・こころ・きずな」をテーマにした展示では、iPS細胞から再現された人工心臓など、未来医療への希望を象徴するコンテンツが並びます。
また、鉄腕アトムとブラックジャックのホログラムナビゲーターが子どもたちにも人気で、教育的要素も満載。
「自分らしい生き方」をデザインするというメッセージが、訪問者の心に響く構成です。
4位:よしもと waraii myraii館(吉本興業)
来場者を笑いで包み込むこのパビリオンでは、AI芸人の即興漫才が大きな話題となっています。
さらに、来場者自身がステージに立ちホログラム芸人と共演できる「参加型笑い体験」も注目の的。
日本独自の笑い文化とテクノロジーが融合した演出は、海外来場者にとっても新鮮で、記念撮影スポットとしても人気が高まっています。
5位:北欧館(フィンランド・スウェーデン他)
「幸福と自然共生」をテーマにした北欧5か国の合同出展で、心地よい空間演出が特徴です。
中でもフィンランドのオーロラ体験ブースは大人気で、香りや風を使った臨場感ある展示が印象的です。
サウナ文化や環境教育の体験を通じ、日常の忙しさを忘れてリフレッシュできる癒しの場として好評です。
注目の民間パビリオン!体験型展示が充実
大阪・関西万博2025では、民間企業による出展パビリオンが数多く登場しており、それぞれの強みや専門性を活かした展示が注目されています。
単なるプロモーションの域を超え、社会課題への提言や未来社会のあり方に切り込む内容が多く、体験型である点も来場者に好評です。
今回はその中でも特に人気を集めている4つの民間パビリオンをご紹介します。
未来の暮らしを体感「ノモの国」(パナソニック)
パナソニックグループが手がける「ノモの国」は、未来の住まいとエネルギーを体感できる展示で、技術と自然の共生をテーマにしています。
AIによって最適化されたスマートホームや再生可能エネルギーによる都市設計の模型展示があり、暮らしの未来を可視化する仕掛けが随所に施されています。
また、子ども向けの「未来体験ゾーン」では、仮想空間で職業体験ができるなど、教育的価値も非常に高い内容です。
最先端通信「NTT Pavilion」
NTTグループは、独自に開発を進める次世代通信基盤「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」を軸にした展示を展開。
リアルとデジタルの境界を超える体験として、人間の五感を遠隔共有するデモンストレーションが来場者の注目を集めています。
中でも「触覚の共有」体験は、遠くにいる人と“握手”ができるなど、未来のコミュニケーションの可能性を大きく感じさせる内容となっています。
再生可能エネルギーを学べる「電力館」
電気事業連合会による「電力館」は、「可能性のタマゴたち」という愛称で親しまれており、再生可能エネルギーや電力の未来を学ぶことができる知的空間です。
展示では、風力・水力・太陽光・地熱など多様なエネルギーのしくみがゲーム感覚で学べる仕組みが導入されており、大人にも子どもにもわかりやすい教育型コンテンツが人気を博しています。
また、AIと電力を組み合わせた未来都市のシミュレーションも展示されており、技術と環境の両立を目指す姿勢が伝わってきます。
食の未来を楽しむ「宴~UTAGE~」
外食産業の団体であるORA(大阪外食産業協会)が手掛ける「宴~UTAGE~」は、日本全国の名物料理と「未来の食」を体験できるグルメパビリオンです。
特に注目されているのは、昆虫食やプラントベースミートなど、持続可能性に配慮した食の提案。
多様な食文化の未来像を提示するだけでなく、実際に試食体験もできるため、グルメ好きにも高評価を得ています。
海外パビリオンの魅力を一挙公開
大阪・関西万博2025には、世界各国から個性豊かな海外パビリオンが出展されています。
それぞれの国の文化・芸術・テクノロジーを体感できるこれらのパビリオンは、訪れるたびに新しい発見があり、世界旅行をしているかのような感覚を味わえるのが魅力です。
今回は特に注目度が高く、来場者から高評価を得ている3つの海外パビリオンをご紹介します。
フランス館:ファッションとアートの融合
「愛の賛歌」をテーマに掲げたフランス館では、芸術とファッションが融合した唯一無二の空間が広がっています。
特に注目なのが、ルイ・ヴィトンのトランク135個を使用したアートインスタレーションで、SNS映えスポットとして連日行列が絶えません。
また、ディオールやセリーヌといった世界的ブランドが参加し、フランスの美学と感性を存分に感じられる展示が訪問者の心を惹きつけています。
サウジアラビア館:砂漠のスーク体験
巨大なドーム型のサウジアラビア館では、伝統的な市場「スーク」を再現した没入型展示が特徴です。
中に入ると、砂漠の香りと音、動く映像によって、まるで中東の旅に出たような錯覚を覚えます。
次回2030年の万博開催国としての存在感を強く打ち出しており、未来都市「NEOM」のコンセプト紹介も注目を集めています。
スイス館:軽量建築と自然の調和
建築好きの間でも話題となっているスイス館は、軽量な膜構造建築を用いた革新的な設計が特長です。
内部では、アルプスの自然や水資源保護に関する展示が行われ、サステナブルな社会の実現に向けたスイスの取り組みを直感的に理解できる構成です。
来場者の声では「建物自体が芸術作品のよう」「癒しの空間だった」といった好意的な感想が多く見られます。
国内パビリオンで日本の伝統と革新を再発見
大阪・関西万博2025では、日本国内からも多数の企業・団体が出展し、日本の伝統文化と最先端技術を融合させた魅力的な展示を行っています。
それぞれのパビリオンには、「未来の日本像」や「地域の誇り」が色濃く表現されており、訪れるたびに新しい発見が得られるのが特長です。
今回はその中でも、注目度の高い3つの国内パビリオンを詳しくご紹介します。
日本館:伝統から宇宙まで日本文化の粋を集約
日本館は、日本の伝統・技術・未来志向を総合的に紹介する、まさに“日本を体現する”パビリオンです。
建物自体も和の建築様式を取り入れつつ、内部ではAIや宇宙開発などの最先端技術が体験できる構成となっており、「時空を超える旅」をテーマにした展示が人気です。
訪問者は、縄文時代から未来宇宙までを一気に駆け抜ける没入型の空間演出を通じて、「日本とは何か」を再認識することができます。
三菱未来館:地球と宇宙を巡る旅
三菱グループが手がける「三菱未来館」は、地球規模の視点と宇宙への展望を融合したスケールの大きな展示が特長です。
母船をイメージした未来的な建物の内部では、深海から宇宙空間への壮大なジャーニーが体験できます。
最新の宇宙開発技術を紹介するだけでなく、地球環境や生命の起源に迫る知的コンテンツも充実しており、家族連れや学習目的の来場者にもおすすめです。
住友館:森といのちをテーマにした環境展示
住友グループが展開する住友館は、「いのちを育む森」を主題に、環境と共生する未来社会の姿を表現しています。
展示では、森の音や香り、木漏れ日を再現した癒しの空間が広がり、体験型の植林プログラムも実施されています。
また、再生可能な資源の活用や気候変動への対策に関する提案展示もあり、地球と共に生きるための知見を深める場となっています。
要チェック!事前予約が必要な人気パビリオン
大阪・関西万博2025では、人気パビリオンの多くが事前予約制を導入しています。
とくに体験型や没入型コンテンツが充実しているパビリオンは、来場希望者が集中し、予約開始から数分で満席になることも珍しくありません。
万博をスムーズに楽しむためにも、事前予約制度の仕組みや予約できなかった場合の対策をあらかじめ把握しておくことが重要です。
混雑必至の展示とその予約方法
現在(2025年4月時点)、特に予約が取りづらいパビリオンとして注目されているのは、「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」「アメリカ館」「PASONA NATUREVERSE」などです。
これらのパビリオンでは、演出の都合上1回あたりの入場人数が限られているため、早期の予約が必須となります。
予約は、公式アプリまたは公式ウェブサイトの「マイチケット」機能を使い、来場日の2か月前と7日前の抽選受付に申し込む方式が採用されています。
抽選方式のため、申し込んでも必ずしも当選するわけではありませんが、申し込み忘れを防ぐためにも公式サイトの通知設定がおすすめです。
予約が取れない場合の対処法も紹介
人気パビリオンの予約が取れなかった場合でも、あきらめる必要はありません。
当日キャンセル枠や、空きが出た瞬間に再予約が可能になる「当日順次解放」という仕組みが用意されています。
この機能は、公式アプリでリアルタイムに確認できるため、空き時間にアプリをこまめにチェックしておくことが有効です。
また、同時間帯に人気の低いパビリオンへ先に回ることで、行列を避けつつ効率よく楽しむルート設計もおすすめです。
最終手段として、閉館時間直前の枠は比較的空きやすいため、あえて夕方を狙うという選択肢もあります。
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万博 パビリオン 人気 ランキングのまとめ
2025年大阪・関西万博は、世界中から多彩なパビリオンが集まる一大イベントであり、訪問者にとっては“何を見るか”の選択が大きな楽しみのひとつです。
今回ご紹介した人気ランキングは、話題性・体験性・未来性などの観点から注目されているパビリオンを網羅しており、万博を最大限に楽しむためのガイドとなります。
ここでは、今後の訪問計画を立てる上で意識したいポイントをまとめます。
注目度と話題性で選ぶ訪問先ガイド
まず、話題性で選ぶなら「ガンダム館」「アメリカ館」「フランス館」といったエンタメ・芸術系の展示が最適です。
一方で、体験性を重視するなら「NTT Pavilion」や「ノモの国」、食文化に興味があるなら「宴~UTAGE~」がおすすめ。
訪問日が決まったら、まずは予約必須パビリオンの空き状況を確認し、その枠を中心にルートを組み立てていくのがコツです。
効率よく回るためのモデルルート紹介
人気パビリオンを効率的に巡るためには、時間帯別・エリア別の移動計画が重要です。
- 午前中:事前予約が必要なパビリオン(ガンダム館・PASONAなど)を集中して巡る。
- 昼食:「宴~UTAGE~」で全国の名物グルメを楽しむ。
- 午後:国内パビリオン(日本館・三菱未来館)で日本の革新技術に触れる。
- 夕方以降:比較的空きやすい海外パビリオン(北欧館・スイス館)を狙う。
また、公式アプリでリアルタイム混雑情報をチェックすることで、混雑回避や空き枠への再予約も可能です。
あらかじめ見たいパビリオンをいくつかに絞り、「観る・食べる・体験する」のバランスを取ったルートにすることが、満足度の高い1日につながります。
- 2025年大阪・関西万博の注目パビリオンを総まとめ
- GUNDAM館やアメリカ館など体験型展示が大人気
- ノモの国やNTT館など民間パビリオンも充実
- フランスやサウジなど海外展示も魅力満載
- 日本館や三菱未来館では伝統と革新を体感
- 事前予約が必要なパビリオンの対策も紹介
- 混雑回避のためのモデルルートも提案
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