『ブルーロック』の凪誠士郎が脱落するのは第298話〜第299話。脱落が事実上決まるのが第298話、絵心甚八から理由を突きつけられるのが第299話「BLUE TEARS」です。
「ブルーロックで凪の脱落は何話?」「何巻で読める?」「あれほどの天才がなぜ落ちたの?」と気になった人も多いはず。凪推しとしては、あまりにも大きな展開で「え、ここで本当に終わるの……?」とページをめくる手が止まりますよね。
この記事では、2025年4月16日発売『週刊少年マガジン』第20号掲載の第299話「BLUE TEARS」を中心に、凪誠士郎が脱落するまでの流れ、御影玲王との関係、絵心の評価、そして再起の可能性まで丁寧に整理します。
- 凪誠士郎の脱落は第298話〜第299話
- 第298話でU-20日本代表入りを逃し、脱落が事実上確定
- 第299話で絵心甚八から脱落理由が語られる
- 大きな原因は「満足」による熱の喪失とパフォーマンスのムラ
- 玲王との再共闘も、凪自身のエゴという点では厳しく評価された
- 凪の物語が本当に終わったのかは、まだ考察の余地がある
では、あの衝撃的な脱落を順番に振り返っていきましょう。
ブルーロック凪の脱落は何話?第298話・299話で描かれる
凪誠士郎の脱落を追うなら、第298話と第299話を読むのが最も分かりやすいです。
第298話でU-20日本代表の選抜から外れたことが示され、続く第299話「BLUE TEARS」で、なぜ凪が選ばれなかったのかが絵心甚八によって語られます。
検索している人向けに、まず結論を整理すると以下の通りです。
知りたいこと 答え
凪の脱落が分かるのは何話? 第298話
脱落理由が詳しく語られるのは何話? 第299話「BLUE TEARS」
何が原因? パフォーマンスのムラ、再現性、目標達成後の熱の喪失など
どの選抜から脱落した? 新英雄大戦後のU-20日本代表選抜
復活する? この時点では断定できず、考察の余地あり
「あの凪が?」と思ってしまいますが、だからこそこの展開は『ブルーロック』らしいんですよね。
作品はずっと、「過去にどれだけすごかったか」ではなく、“今この瞬間に価値を証明できるか”を選手たちへ突きつけてきました。
第298話で確定した凪脱落の描写
第298話では、マンシャン・Cが最終戦でFCバルチャに2-3で敗北します。
これにより、凪、玲王、千切を擁するマンシャン・Cは、新英雄大戦を全敗という厳しい結果で終えることになりました。
そして、その後に発表されたU-20日本代表の選抜メンバー。
そこで凪誠士郎の名前は呼ばれませんでした。
新英雄大戦の結果を受けて選ばれるのは上位23人。凪はその枠に届かず、ブルーロックから退場を告げられる側へ回ります。
作中では「ファック・オフ!」という強烈な言葉とともに、選ばれなかった選手たちが切り捨てられていきます。
それまで「天才」として何度も物語を沸かせてきた凪だからこそ、この瞬間の衝撃は別格でした。
普通のスポーツ漫画なら、人気キャラクターは多少不調でも何らかの形で残されそうなもの。
でも『ブルーロック』は、そこを容赦しません。
人気や過去の実績ではなく、ランキングという結果によって選ぶ。
その非情さを、凪という大物キャラクターを通して改めて見せつけた場面だったと感じます。
第299話「BLUE TEARS」で脱落理由が明らかに
続く第299話では、凪がなぜ選ばれなかったのかについて、絵心甚八が厳しい評価を下します。
ポイントになるのは、「良い時と悪い時のムラ」です。
凪は新英雄大戦の中で、誰にも真似できないような超絶プレーを披露してきました。
一方で、その爆発的なパフォーマンスを常に出せるわけではありません。
特に、バスタード・ミュンヘン戦で「潔世一に勝つ」というひとつの願いを満たした後、凪の勢いは目に見えて落ちていきました。
第299話で突きつけられたのは、まさにそこです。
一度だけすごいプレーができることと、世界で勝ち続けられることは別。
これは凪にとって、あまりにも痛い現実でした。
ブルーロック凪の脱落は何巻?単行本で読みたい人向けに整理
「凪脱落は何巻?」と単行本で追いかけたい人も多いですよね。
元記事時点では、第298話〜第299話を含むエピソードは単行本第34巻に収録される見込みとして扱われていました。
凪の脱落前後を読みたい場合は、第34巻相当の範囲が中心になります。
なお、単行本の収録話や発売情報を確認するときは、出版社の最新案内も合わせて確認してください。
凪脱落を読みたいなら298話・299話が重要
「何巻か」だけで探すより、話数まで覚えておくと目的の場面を見つけやすいです。
特に重要なのは次の2話です。
- 第298話:ランキングの結果から凪の脱落が事実上確定
- 第299話「BLUE TEARS」:凪が脱落した理由や絵心の評価が語られる
つまり、「凪が落ちた瞬間だけ見たい」なら298話、「なぜ落ちたのかまで理解したい」なら299話まで読むのがおすすめです。
この2話はセットで読むと刺さり方が全然違います。
298話の「嘘でしょ……」という衝撃を抱えたまま299話へ進むことで、単なるランキング落ちではない、凪という選手の根本的な弱点が浮かび上がってくるからです。
33巻との区切りはどう違う?
元記事では、33巻では潔やカイザーの動向、新英雄大戦終盤の攻防などが中心として整理されていました。
それに対して、その先では試合の勝敗だけでなく、「誰がU-20日本代表に残り、誰が消えるのか」という選別そのものが大きなテーマになっていきます。
ここがかなり重要なんですよね。
新英雄大戦は、単なるクラブ同士のリーグ戦ではありません。
そこで見せた価値が、そのまま選手自身の未来を左右するオーディションでもありました。
だから凪の脱落は、「試合に負けた」だけの話ではないんです。
世界へ進む権利を懸けた競争で、凪が選ばれなかった。
この重さがあるからこそ、298話・299話はシリーズでもかなり印象的な区切りになっています。
凪誠士郎が脱落した理由は何だったのか?
凪誠士郎が脱落した大きな理由は、パフォーマンスのムラと、目標達成後に“熱”を維持できなかったことです。
凪は間違いなく『ブルーロック』屈指の才能を持っています。
トラップ、空間認識、即興でゴールへ持っていく発想力、そして常識外れのフィニッシュ。
初登場時から「いやいや、この子ちょっと天才すぎない?」と思わされた読者も多いはずです。
でも、ブルーロックが選手に求めていたのは、才能そのものではありませんでした。
必要なのは、才能を勝利へ変換し続けること。
凪には、その継続性が足りなかったのです。
「潔に勝つ」という目標を達成して満足してしまった
凪にとって大きな転機となったのが、バスタード・ミュンヘンとの試合です。
凪は「潔世一に勝ちたい」という強い思いを持ち、その欲求によって一気に成長しました。
この時の凪、めちゃくちゃ熱いんですよね。
これまで「めんどくさい」が口癖だった人物が、自分から誰かに勝ちたいと願い、そのためにプレーする。
凪というキャラクターにとって、とても大きな変化でした。
ところが、その目標を達成した後に問題が起こります。
次に何を求めるのかがなくなってしまったのです。
目標が叶ったことで満足し、それまで凪を動かしていた強烈な欲求が弱まってしまう。
その後はパフォーマンスが下降し、年俸評価も伸ばすことができませんでした。
「強い願いを持てば爆発的に伸びる。でも、願いが消えると止まる」。
これは凪の圧倒的な強みであると同時に、最大の弱点でもあったのかもしれません。
凪は「再現性のない才能」と評価された
凪のプレーは、とにかく華があります。
華麗なトラップからのシュートや、常識では考えにくい体勢からのボールコントロールなど、「そんなことできる!?」と叫びたくなるシーンの連続です。
その象徴が、バスタード・ミュンヘン戦で見せた驚異的なゴールでした。
一時は8800万円のオファーを受けるほど、市場からも高く評価されます。
しかし、新英雄大戦が問い続けたのは「同じ価値を次も証明できるのか?」ということでした。
一度とんでもないゴールを決めても、次の試合で機能しないなら、世界トップレベルでは安定した評価につながりにくい。
絵心が凪へ突きつけたのも、この厳しい現実です。
私はここが、凪脱落編のいちばん面白い部分だと感じています。
『ブルーロック』は「天才だから勝つ」という王道を一度作っておいて、そこからさらに「じゃあ、その天才性を何度でも証明できるの?」と問い直してくるんですよね。
一瞬の爆発力より「進化し続ける力」が求められた
ブルーロックで生き残ってきた選手たちは、基本的に失敗するたびに新しい武器を手に入れています。
潔世一はその典型です。
自分に足りないものを分析し、相手の思考や武器を読み、新しいプレースタイルへ何度も更新してきました。
対して凪は、持って生まれた能力があまりにも高かった。
だからこそ「できないことにぶつかり、自分を作り直す」という経験が、潔ほど積み重なっていなかったとも考えられます。
凪の脱落は、才能の不足ではなく、才能を更新する仕組みの不足だった。
そう捉えると、この展開はかなり納得しやすくなります。
御影玲王の「間違った選択」とは?
凪の脱落を語るうえで、御影玲王の存在は外せません。
凪をサッカーへ誘い、彼の才能を誰より早く信じた人物が玲王です。
だからこそ、凪が落ちる瞬間に玲王が受けたショックは、単なるチームメイトの脱落とはまったく違いました。
玲王にとって凪は、夢を一緒に追うために見つけた特別な相棒だったからです。
そして皮肉にも、第299話では玲王の選択そのものが凪にとって良くなかった可能性を絵心から突きつけられます。
凪と玲王が再び共闘したことの副作用
最終戦で勝つため、凪は再び玲王へ助けを求めます。
玲王は最初こそ距離を取ろうとしますが、最終的には凪と一緒に勝つ道を選びました。
凪玲王コンビが好きな読者からすれば、心が動く展開ですよね。
一度離れた2人がまた同じゴールを見る。
普通の作品なら、ここから友情パワーで大逆転してもおかしくありません。
でも『ブルーロック』では、むしろ逆方向へ進みます。
凪が自分だけで新しいエゴを作るのではなく、再び玲王との関係へ答えを求めたことが、個としての進化を止める選択だったのではないかと問われるのです。
これは「玲王と組んだら弱い」という単純な話ではありません。
重要なのは、凪自身が「自分は何をしたいのか」を生み出せないまま、玲王との関係に答えを委ねてしまった点です。
絵心の判断に玲王は反論する
凪の脱落に対し、玲王は絵心へ食い下がります。
「ここで消えるには惜しい」。
そう感じるのは当然でしょう。
玲王は誰より近くで凪の才能を見ています。
とんでもないプレーを何度も目撃し、一緒に世界一を目指す夢も共有してきました。
しかし絵心が見るのは、「可能性」ではなく、ここまでに出した「結果」です。
その判断はとても冷酷ですが、ブルーロックのルールそのものでもあります。
才能があるから残すのではない。才能を証明した者が残る。
凪に対する扱いは、その原則を最後まで曲げなかった結果だと考えられます。
「玲王が凪の才能を殺した」はどう解釈すべき?
元記事では、絵心の言葉をもとに「玲王の選択が凪の才能を殺した」という意味が強く読み取られていました。
ただし、私はこれを「玲王が悪かった」とだけ解釈するのは少し違うと感じます。
玲王は玲王で、勝つために必死でした。
問題だったのは、凪自身が玲王を選ぶことで、自分の内側から次の欲望を生み出す機会を失ったことではないでしょうか。
誰かと組むこと自体が悪いわけではありません。
実際、『ブルーロック』では化学反応によって能力を引き出し合うことも重要なテーマです。
しかし、その関係の中でも「自分がゴールを奪う」という主体性を失ってはいけない。
凪と玲王は非常に相性の良いコンビだからこそ、心地よすぎる関係が進化を止めることもあるという、少し残酷な構図が生まれたのだと思います。
ファンが注目した凪脱落シーンの演出と余韻
第299話「BLUE TEARS」における凪の脱落は、ただ派手に絶望するような描かれ方ではありません。
むしろ印象的なのは、静かに現実を受け入れていく凪の姿です。
絵心の言葉が突き刺さり、玲王が納得できない思いをぶつける一方で、本人である凪はどこか淡々としています。
その温度差がつらいんですよね。
玲王のほうが必死だからこそ、「凪自身は今、何を考えているんだろう」と目が離せなくなります。
静かに去っていく凪の「目」が意味するもの
凪の退場シーンでは、その表情や目元に注目した読者も少なくありませんでした。
絶望して完全に壊れたというより、何かを受け入れたようにも見える。
そのため、元記事では「自分の限界を初めて知ったことで、新たな覚醒につながるのではないか」という解釈も取り上げていました。
もちろん、これはあくまで考察です。
ただ、凪というキャラクターの歩みを振り返ると面白いんですよね。
彼はもともと玲王に誘われてサッカーを始めました。
ブルーロックへ来た後も、潔との出会いや敗北、玲王との再会など、外部から与えられた刺激によって欲望を見つけてきた人物です。
では、全部失った後に何が残るのか。
そこで初めて、「自分は本当は何をしたい?」という問いと真正面から向き合うのだとしたら、この脱落は凪にとって最初の本当のスタートになる可能性もあります。
凪と玲王の最後のやり取りが残したもの
元記事では、第299話終盤で凪が玲王へ何かを語ろうとする流れと、その続きを次話へ持ち越す演出にも注目していました。
派手な必殺技ではなく、2人の関係性そのものを引きに使う。
それだけ凪と玲王の物語が、『ブルーロック』の中で大きな意味を持ってきた証拠でしょう。
「ありがとう」なのか。
「ごめん」なのか。
それとも、まったく別の言葉なのか。
この段階では断定できませんが、凪が初めて何かを失った後に玲王へ何を伝えるのかは、2人の関係を考えるうえで非常に重要なポイントでした。
凪は本当に終わった?復活・再起の可能性を考察
ここからは、事実と分けて私見として考えていきます。
第299話時点で凪がU-20日本代表選抜から脱落したことは事実ですが、「凪誠士郎というキャラクターの物語そのものが終了した」とまでは断定できません。
むしろ私は、この脱落が凪を本当の意味で自立させるための転換点になる可能性もあると感じています。
あれだけ人気と物語上の積み重ねがある人物を脱落させたからこそ、「次に何をさせるのか」が気になるんですよね。
次回300話「イノセント」は何を意味する?
元記事時点で次回第300話のタイトルとして示されていたのが、「イノセント」です。
「イノセント」には一般的に「無垢」「純真」といった意味があります。
その言葉が凪とどう結びつくのか。
ここは断定ではなく考察になりますが、何かを失い、いったんゼロへ戻る凪を象徴する言葉として読むこともできます。
凪はサッカーを始めた時から、自分一人で大きな夢を掲げていた選手ではありませんでした。
だからこそ、何もなくなった状態で初めて自分自身の欲望を見つけるなら、それはまさに“無垢な状態からの再出発”です。
もしそうなら、脱落は終着点ではなく、凪が「本当のエゴ」を手に入れるための入口になるでしょう。
國神錬介の例から復活を期待する声もある
『ブルーロック』には、一度脱落した後で舞台へ戻ったキャラクターとして國神錬介がいます。
國神は二次選考で敗れながら、ワイルドカードを経て再登場しました。
そのため、凪についても「別ルートから戻る可能性があるのでは?」と考えたくなるのは自然です。
ただし、國神の事例があるからといって、凪にも同じ救済措置が用意されているとは限りません。
ここは区別が必要です。
國神にはワイルドカードという明確な仕組みがありました。
一方、凪が脱落した時点で、同じような復活ルートが保証されているわけではありません。
だから、「國神が戻った=凪も必ず戻る」ではないんですよね。
期待はできる。
でも断定はできない。
この距離感で見ておくのが一番誠実だと思います。
雪宮剣優は「脱落から復活した例」ではない
元記事では雪宮剣優についても「ランキング外から這い上がり、再評価を獲得」として復活例に含めていました。
ただ、ここは國神とは状況が異なります。
雪宮はブルーロックの競争の中で評価を変えていった選手ですが、國神のように一度正式に脱落してから特別ルートで復帰したケースとは同じではありません。
凪の「脱落後の復帰」を考える際に直接比較しやすいのは、やはり國神です。
この違いを整理しておくと、凪復活の可能性を必要以上に大きく見積もらずに済みます。
ブルーロックが凪の脱落で描いた「才能と熱」
凪誠士郎の脱落は、単なる人気キャラクターの退場イベントではありません。
そこには『ブルーロック』がずっと描いてきた、才能とは何か、エゴとは何かというテーマが凝縮されています。
「天才だから大丈夫」。
そんな安心感を、作品自ら壊したのがこのエピソードでした。
才能は「持っているだけ」では意味がない
凪は誰が見ても圧倒的な才能を持っています。
作中の登場人物たちも、凪の能力を高く評価してきました。
だからこそ脱落が成立した意味は大きいんです。
もし『ブルーロック』が「生まれ持った能力が高い者こそ最強」という作品なら、凪が落ちることはありません。
しかし本作は、才能を結果として証明し続ける力まで含めて評価します。
一度のスーパープレーだけでは足りない。
次の試合でも、その次の試合でも、相手に研究されても、それを上回る新しい自分を作らなければならない。
プロの世界を意識した新英雄大戦だからこそ、この「再現性」はとても大きな意味を持っていました。
「熱」を失ったことが凪には致命的だった
凪の問題を突き詰めると、やはり熱の喪失へ行き着きます。
「潔に勝ちたい」。
この欲望を持った凪は強烈でした。
それまで面倒くさがっていた人物とは思えないほど、自分から試合へ入り込み、難しいプレーにも挑戦します。
でも願いを叶えてしまった後、次の目標が見つからない。
ここが潔との決定的な違いだったとも考えられます。
潔はひとつ勝つと、すぐ次の敵を見ます。
「あいつに勝ちたい」を達成したら、その先の「世界一」へ向けて欲望を更新していく。
一方の凪は、短期的な目標の爆発力はすごいものの、その火を次へつなぐのが苦手でした。
才能よりも、欲望を更新する力。
凪の脱落から見えてくるのは、そんな『ブルーロック』独特の価値観です。
「人生にも通じる」だけで終わらせないのが重要
元記事では、目標達成後に熱を失う構造を「人生にも通じる」と捉えていました。
もちろん、その読み方もできます。
ただ、アニメ・漫画ファンとして個人的により面白いと思うのは、これがサッカー漫画として凪のプレースタイルそのものに結びついていることです。
凪は即興的な才能がとても高い。
だから強烈な刺激を受けた瞬間の爆発力は誰よりも大きい。
その反面、刺激がなくなった時に自分で試合を作り続ける力が弱い。
性格、精神面、プレースタイルが全部ひとつの弱点へ収束しているんですよね。
このキャラクター設計の美しさこそ、第299話が単なる「人気キャラ脱落回」以上に記憶へ残る理由だと感じます。
凪脱落に対するSNS・ファンの反応
凪誠士郎は『ブルーロック』でも特に人気の高いキャラクターです。
そのため、U-20日本代表選抜から外れる展開には、SNSを中心に大きな驚きが広がりました。
反応を大きく分けると、「信じられない」というショックと、「展開としては理解できる」という納得の両方が見られました。
「凪が脱落なんて信じられない」という反応
特に多かったのは、やはり驚きです。
凪はメインキャラクター級の扱いを受けてきただけでなく、スピンオフ『EPISODE 凪』では主人公でもあります。
そんな人物が本編の大きな代表選考で脱落するとは、予想していなかった人も多かったでしょう。
凪と玲王の関係を追いかけてきたファンにとっても衝撃的です。
一度離れた2人が再び組み、ここからもう一度成長していくのではないか。
そう期待していたところに脱落が来るので、かなりしんどい。
「推しが負ける」と「推しの居場所そのものがなくなる」は、ショックの種類が違うんですよね。
「展開としては納得できる」という見方も
一方で、凪の新英雄大戦での流れを振り返り、「結果だけ見れば仕方がない」と考える読者もいました。
バスタード・ミュンヘン戦では一気に評価を上げたものの、その後は継続的に価値を証明できませんでした。
選考が新英雄大戦全体の評価で行われる以上、過去に一度すごいゴールを決めたことだけで代表入りできるわけではありません。
むしろ、人気キャラクターだからといって特別扱いしなかったことで、「ブルーロックの選別は本当に誰にでも容赦がない」と再確認できた展開とも言えます。
「玲王への依存」がすべてだったのか?
ファンの間では、玲王との関係も大きな論点になりました。
「玲王と組んだから凪はダメになった」という単純な見方もできますが、私はそれだけではないと思っています。
そもそも凪が飛躍した最初のきっかけ自体、玲王との出会いです。
玲王がいなければサッカーを始めていなかった可能性さえあります。
問題は玲王という存在ではなく、凪が自分自身の目的を作れないまま玲王へ戻ったこと。
ここを分けて考えると、2人の関係を必要以上に否定せず、絵心が問題視した本質も見えやすくなります。
凪の脱落が重要な理由をアニメファン目線で考察
ここからは筆者としての考察です。
私は凪の脱落について、かなり思い切った展開でありながら、『ブルーロック』という作品には必要なイベントだったと感じています。
理由は、「天才」という言葉を一度壊せるからです。
凪は物語の序盤から、ほとんど努力経験がないのに超人的なプレーをしてきました。
だから読者側にも、「凪なら結局なんとかする」という無意識の安心感があったと思います。
そこを第298話・299話で壊した。
これは作品全体の緊張感を大きく引き上げる効果があります。
主人公ではない人気キャラだからこそ脱落に意味がある
凪はスピンオフ主人公でもあり、『ブルーロック』を象徴するキャラクターの一人です。
その凪でさえ落ちる。
となれば、「次は誰が危ないか分からない」という感覚が生まれます。
スポーツ作品の選考編では、どうしても主要キャラクターが予定通り残っていく安心感が生まれがちです。
でも凪の脱落によって、その予定調和が崩れました。
これはかなり大きいです。
キャラクター人気より競争原理を優先する作品であることを、物語そのもので証明したとも言えるでしょう。
凪に必要なのは「新しい相棒」ではなく「自分自身の目的」かもしれない
もし凪が今後再起するなら、個人的に最も見たいのは、新たな超能力的スキルを手に入れることではありません。
見たいのは、自分自身の言葉で「世界一になりたい」と言える凪です。
玲王に誘われたからでもない。
潔に勝ちたいからでもない。
誰かに刺激された結果でもない。
「俺がこうなりたい」という欲望が本人の内側から生まれた瞬間、凪は初めて本当の意味でエゴイストになるのではないでしょうか。
そう考えると、脱落は才能の終わりではありません。
むしろ、凪がずっと避けてきた「自分で人生を選ぶ」という課題を、逃げられない形で突きつけられた場面にも見えます。
この視点で読み返すと、第299話の印象はかなり変わります。
凪を切り捨てる回というより、凪という天才から一度すべてを奪う回なんですよね。
何もなくなった凪が、それでもサッカーを選ぶのか。
そこにこそ、彼の物語の続きを期待したくなります。
ブルーロック凪脱落の真実と今後への伏線
凪誠士郎の脱落は、あまりにも静かで、だからこそ深く刺さる展開でした。
ただし、ここで大切なのは、U-20日本代表選抜から落ちたことと、凪というキャラクターの物語が完全終了したことは同じではないという点です。
作中で確定している事実と、今後の可能性は分けて考える必要があります。
これが凪の物語の終着点なのか?
第298話・299話によって、新英雄大戦における凪の挑戦には大きな区切りがつきました。
しかしキャラクターとして見れば、むしろ未解決の課題が大量に残っています。
- 自分自身のエゴを見つけられるのか
- 玲王との関係をどう捉え直すのか
- 「潔に勝つ」の次の目的を持てるのか
- 再現性のない天才という評価を覆せるのか
- 脱落後もサッカーへの熱を持ち続けられるのか
物語として見ると、ここまで宿題を残したキャラクターが本当に完全退場するのかは気になるところです。
もちろん復帰を断定する材料にはなりません。
ただ、再起するとしたら何を克服すべきかが非常に明確になったこと自体は、第299話の大きな意味だと思います。
玲王と凪の関係はどうなる?
玲王は凪の脱落を簡単には受け入れられませんでした。
それほどまでに、2人は長い時間を共有しています。
でも、もし凪が本当に進化するなら、一度玲王から精神的に離れることも必要なのかもしれません。
そして面白いのは、これは2人が「別れるべき」という意味ではないこと。
それぞれが独立したエゴイストとして成長し、それでももう一度並べるなら、以前とはまったく違うコンビになります。
「相手がいないと成立しない2人」ではなく、「一人でも勝てる2人が、一緒になるからさらに強い」。
もし将来そんな関係へ変わったら……凪玲王推しとしてはめちゃくちゃ熱いですよね。
ブルーロック凪脱落の真相と再起の可能性【まとめ】
凪誠士郎の脱落は、第298話で事実上確定し、第299話「BLUE TEARS」でその理由が掘り下げられました。
「凪脱落は何話?」という人は298話〜299話、「なぜ脱落したの?」まで知りたい人は特に299話を読むと流れをつかみやすいです。
今回のポイントを改めて整理します。
- 凪誠士郎は新英雄大戦後のU-20日本代表選抜から脱落
- 脱落が分かるのは第298話
- 理由が詳しく語られるのは第299話「BLUE TEARS」
- マンシャン・CはFCバルチャとの最終戦に2-3で敗れ、新英雄大戦を全敗で終了
- 凪は上位23人に入れず代表選考から外れた
- 大きな問題はパフォーマンスのムラと再現性
- 「潔に勝つ」という目標達成後、次の熱を生み出せなかったことも大きい
- 玲王との再共闘は、凪自身のエゴという面で厳しく評価された
- 國神のような復帰例は存在するものの、凪の復活が保証されているわけではない
- 凪が再起するなら「自分自身の目的」を持てるかが最大の鍵になりそう
凪は、才能を失ったわけではありません。
むしろ今回失ったのは、才能があれば何とかなるという居場所だったのかもしれません。
だからこそ個人的には、凪の物語がもし続くなら、次に見たいのはさらに派手なスーパーゴール以上に、「俺がサッカーをしたい」と自分自身の欲望で走り出す姿です。
何もかも簡単にこなしてきた天才が、初めて本気で欲しいもののためにもがく。
そんな凪誠士郎が描かれたら、これまでとはまったく違う“第二章”になるのではないでしょうか。
よくある質問
ブルーロックで凪が脱落するのは何話?
第298話で凪誠士郎がU-20日本代表選抜から外れたことが分かり、脱落が事実上確定します。
続く第299話「BLUE TEARS」では、絵心甚八から凪が選ばれなかった理由が詳しく語られます。
そのため、凪脱落の流れを追うなら298話と299話をセットで読むのがおすすめです。
ブルーロックの凪脱落は何巻で読める?
元記事時点では、凪の脱落が描かれる第298話〜第299話は単行本第34巻に収録される範囲として案内されていました。
単行本で探す場合は第34巻周辺を確認し、最新の収録内容については出版社の案内も合わせて確認してください。
凪誠士郎はなぜ脱落したの?
主な理由は、新英雄大戦を通した評価で上位23人に残れなかったことです。
さらに第299話では、凪の良い時と悪い時のパフォーマンス差、再現性、そして「潔に勝つ」という目標を達成した後に熱を失ったことなどが問題として示されます。
才能がないから落ちたのではなく、才能を継続して結果へ変えることができなかった点が重要です。
凪は脱落後に復活する?
第299話時点で、凪が確実に復活すると断定できる情報はありません。
國神錬介のように一度脱落後に戻った例はありますが、國神にはワイルドカードという特別なルートがありました。
凪について同じ仕組みが用意されているとは限らないため、復活については今後の展開を待つ必要があります。
凪と玲王が組んだことが脱落の原因なの?
玲王と組んだことだけが原因ではありません。
問題なのは、凪が自分自身の新しい目標やエゴを確立できないまま、再び玲王との関係へ答えを求めた点だと考えられます。
凪と玲王の連携そのものを否定するというより、「凪自身が何を望むのか」を生み出せなかったことが重要なポイントです。



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