2025年の大阪・関西万博では、来場者がスムーズに会場内を移動できるよう、さまざまな形式の「地図」が提供されています。
公式サイトでダウンロードできるPDF地図を印刷して使いたい人、スマホで確認できる地図アプリを探している人、そして現地で販売されている紙地図の価格や入手方法を知りたい人など、訪問者のニーズは多様化しています。
特に「夢洲(ゆめしま)」という広大な会場に初めて訪れる方にとっては、事前に見やすいマップを手に入れておくことが、快適な体験の第一歩。この記事では、「地図は配布されるの?」「有料?」「200円ってどこで買えるの?」「PDFと紙、どっちが便利?」といった疑問に一つずつ丁寧にお答えします。
- 万博公式サイトで印刷可能なPDF地図の種類と入手方法
- バリアフリーマップなど一部地図の現地配布場所と条件
- アプリや紙を使い分けた効率的な地図の活用術
まずはこれ!万博公式地図を印刷して使う方法
万博の会場「夢洲(ゆめしま)」は非常に広大で、事前に地図を用意しておくことが快適な来場体験のカギとなります。
公式サイトでは来場者の利便性を考慮して、誰でも簡単に利用できるPDF形式の地図が複数用意されています。
この記事では、印刷して使いたい人に向けて、地図の種類やダウンロード方法、注意点を詳しく紹介します。
PDF形式で提供中!A4・A3印刷に対応
万博の公式地図はA4・A3サイズでの印刷に最適化されたPDFファイルで提供されています。
主なラインナップは以下の通りです:
- Expo 2025 公式マップ:会場全体の構成、主要施設、パビリオンの配置がわかる標準版
- バリアフリーマップ:車椅子対応トイレ、スロープ、アクセシビリティセンターの位置を記載
- センサリーマップ:音・光・匂いなどに敏感な方向けに刺激の強いエリアを視覚化
それぞれのPDFは自宅のプリンター、またはコンビニのコピー機で印刷して、当日持参することで現地で迷うリスクを大幅に減らせます。
公式サイトのダウンロードページと注意点
公式地図はすべて、以下の公式ページから無料でダウンロード可能です:
ページ内では商業利用・転載・改変の禁止が明記されており、ブログやSNSなどへの転載は原則NGです。
また、地図は実際の会場と異なる場合があるとの注記もありますので、来場日が近くなったら最新のPDFを改めて確認・印刷することをおすすめします。
地図を活用することで、会場内のルート選びや混雑回避、トイレ・飲食エリアの把握がスムーズになり、当日のストレスを軽減できます。
会場で紙の地図は買える?200円って本当?
「紙の地図が欲しい」「200円で買えると聞いたけど…」という声も多く聞かれます。
実際には、通常の会場マップは、会場内で無料配布されていません。
これはSDGsの理念に基づいた紙資源削減の取り組みの一環で、来場者自身での事前印刷が推奨されています。
配布はSDGs配慮で基本なし、一部案内所で例外的に提供
ただし、視覚・移動に配慮したマップについては一部施設で例外的に無料配布されています。
- 東ゲート広場案内所
- 西ゲート施設案内所
- 東ゲートアクセシビリティセンター
- 西ゲートアクセシビリティセンター
ここでは、「バリアフリーマップ」「センサリーマップ」「触知図(点字マップ)」が入手可能です。
特に触知図は立体加工が施されており、視覚障害者向けに配布される貴重なサポートツールです。
現地での有料販売は今のところ未確認
一部ネット上では「200円で購入できる」との情報も見受けられますが、
公式サイトにおいて、一般向けマップの有料販売に関する記載は一切確認されていません。
そのため、現時点では印刷したPDFを持参することが最も確実でコストもかからない手段といえます。
もし有料地図が販売される場合は、今後公式からの発表をチェックするのが安心です。
スマホで見るなら地図アプリを活用しよう
印刷が面倒だったり、紙の地図を持ち歩くのが不安という人には、スマートフォン向けの公式アプリが強い味方になります。
現在、EXPO 2025では「Visitorsアプリ」と呼ばれる公式来場者用アプリが提供予定となっており、会場マップもこのアプリ内で確認できるようになります。
公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」で現在地がわかる
このアプリは、現在地の表示やルート案内機能があるため、夢洲の広大な敷地内で迷う心配が軽減されます。
パビリオンの検索機能や、飲食・トイレ・シャトルバス停の場所も簡単に見つけられるなど、現地での動線確保にも役立つ設計です。
センサリーマップやバリアフリーマップもアプリ対応予定
さらに今後、アプリ内ではバリアフリーマップやセンサリーマップなどの特別対応マップにも対応予定とされています。
これにより、スマホ1台で複数種類の地図を使い分けることができ、多様な来場者にとって快適なナビゲーション体験が提供される見込みです。
ぴあや店舗での販売は?入手できる場所を探る
「印刷は面倒だから、地図をお店で買いたい」「ぴあで販売されるって本当?」といった声も多く、
地図の入手方法に関する関心は高まり続けています。
ここでは、「ぴあ」などのプレイガイドやリアル店舗での販売状況、今後予想される地図付きアイテムについて解説します。
「ぴあ」での地図単体販売は未確認、セット販売に注目
現時点で「ぴあ」で地図単体が販売されているという公式情報は確認されていません。
しかし、「万博公式ガイドブック」「特典付き入場チケット」などに地図が同梱される可能性は十分にあります。
ぴあを含むプレイガイドでは、これまでにも「会場案内付き特典冊子」や「公式応援グッズセット」といった企画商品が販売されてきた前例があるため、
今後、セット形式でのマップ入り商品が登場する可能性には注目です。
公式以外の地図付きパンフレットが登場する可能性も
また、「ぴあMOOK」や「観光協会」「万博関連企業」が発行する民間パンフレットやフリーペーパーの中に、
オリジナル編集されたマップや観光案内地図が掲載される可能性もあります。
これは特に、飲食エリア紹介や交通アクセス解説などを重視した「実用性重視のマップ」として期待されており、
コンビニ、書店、道の駅、観光案内所などで配布・販売されることが多いです。
公式地図とは異なりますが、現地体験をより快適にする補完的なツールとして活用できます。
夢洲会場は広い!地図を使い分けて快適に回ろう
2025年万博の舞台となる「夢洲(ゆめしま)」は、東京ドーム約70個分ともいわれる広さを誇る巨大会場です。
来場者がストレスなく回遊するためには、目的に応じて地図を使い分けることが重要になります。
そこで役立つのが「全体マップ」と「ゾーン別マップ」の併用です。
全体マップ+ゾーン別地図の併用がおすすめ
まず、公式の全体マップでは、パビリオンやゲート、休憩所の位置関係がひと目で把握できます。
一方で、ゾーン別地図(例:食エリア・企業館エリアなど)では、個々のブースの配置や、各施設の詳細な出入口まで確認可能です。
混雑しやすいエリアや、事前予約が必要なパビリオンのあるゾーンだけでも、詳細マップを手元に用意しておくと安心です。
印刷派・アプリ派で準備を分けると効率UP
紙のマップが安心派の方は、PDFを印刷して折りたたんで持参するのがベストです。
逆に、スマホで確認する派は、公式アプリでGPSナビや検索機能を活用すれば、現地での行動に柔軟性が出ます。
「メインマップは紙で、詳細検索はアプリで」というハイブリッド運用を取り入れることで、混雑回避やスムーズな移動が叶います。
万博 地図の印刷・アプリ・配布の情報まとめ
2025年大阪・関西万博では、来場者の多様なニーズに応える形で、複数形式の地図が用意されています。
SDGs配慮により、会場での紙マップの無料配布は原則行われておらず、PDFをダウンロードして印刷するのが推奨ルートです。
一方で、公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」では、リアルタイムでの現在地確認やパビリオン検索が可能となり、スマホ1台で快適な回遊が実現します。
バリアフリーマップ・センサリーマップも用意され、アクセシビリティ対応も充実。
有料販売については今のところ公式発表はなく、「ぴあ」などの外部販路からの展開にも注視が必要です。
事前に自分に合った形式でマップを入手し、万博を思いきり楽しむための準備をしておきましょう。
- 公式地図はPDFで提供、印刷して持参が基本
- 紙の無料配布は原則なし、例外はバリアフリー系地図
- 有料販売やぴあでの単体地図販売は未確認
- スマホ向け公式アプリでナビ機能が活用可能
- 全体図とゾーン図の併用で迷わず回れる
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