呪術廻戦アニメ3期「死滅回游 前編」は2026年1月8日〜3月26日に全12話が放送され、第4期「死滅回游 後編」の制作も正式決定しています。
渋谷事変後の虎杖悠仁と乙骨憂太の対決から、真希の転機、秤金次の加入、東京第1結界、乙骨が190点を獲得した仙台結界までを描く、第4期へ直結する重要シーズンです。
「死滅回游のルールが難しかった」「途中から誰が何をしているのか分からなくなった」という方に向けて、全12話の流れと主要総則、キャラクターの目的、最終回・第59話、そして第4期の最新状況まで順番に整理します。
呪術廻戦アニメ3期は全何話?放送期間と「死滅回游 前編」の基本情報
TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」は、2026年1月8日から3月26日まで放送された全12話です。
TVシリーズ通算では第48話〜第59話にあたり、MBS/TBS系全国28局で放送。制作はMAPPA、監督は御所園翔太さん、シリーズ構成・脚本は瀬古浩司さんが担当しました。
主要キャストは虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、伏黒恵役の内田雄馬さん、禪院真希役の小松未可子さん、乙骨憂太役の緒方恵美さん、脹相役の浪川大輔さんらが続投。
さらに死滅回游からは、秤金次役の中井和哉さん、日車寛見役の杉田智和さん、鹿紫雲一役の木村良平さん、星綺羅羅役の榊原優希さんなど、クセの強い新キャラクターが本格的に物語へ加わりました。
第3期の全12話と、それぞれの大きなポイントをまとめると次の通りです。
- 第48話「執行」:渋谷事変後の虎杖と脹相の前に禪院直哉、さらに死刑執行役となった乙骨憂太が現れる。
- 第49話「もう一度」:乙骨が虎杖を一度死亡させたうえで反転術式により蘇生。伏黒が津美紀救出のため虎杖へ協力を求める。
- 第50話「死滅回游について」:天元との対話から羂索の正体と計画、死滅回游の目的、五条救出の鍵となる天使・来栖華の存在が判明する。
- 第51話「葦を啣む」:真希が禪院家へ戻り、真依との別れを経て大きな変化を迎える。
- 第52話「熱」:虎杖と伏黒が停学中の高専3年・秤金次との接触を目指し、賭け試合へ潜入する。
- 第53話「部品」:星綺羅羅の術式を攻略しながら秤との交渉が進み、虎杖の「自分は部品」という危うい自己認識も浮き彫りになる。
- 第54話「東京第1結界コロニー①」:虎杖と伏黒が東京第1結界へ。侵入直後に別々の場所へ転送され、日車とレジィを巡る戦いが始まる。
- 第55話「東京第1結界コロニー②」:元弁護士・日車寛見の過去と領域展開「誅伏賜死」が描かれ、虎杖が裁判形式の戦いへ巻き込まれる。
- 第56話「東京第1結界コロニー③」:虎杖と日車の戦いがさらに進展。力だけではなく罪や責任をどう受け止めるかが勝敗以上に重要になる。
- 第57話「東京第1結界コロニー④」:伏黒がレジィ一派との戦いを続けるなか、高羽史彦も登場。独特すぎる映像表現も話題となった。
- 第58話「東京第1結界コロニー⑤」:伏黒とレジィの知略戦が決着へ向かい、東京第1結界での目的も次の段階へ進む。
- 第59話「仙台結界コロニー」:乙骨が黒沐死、烏鷺亨子、石流龍らと激突。激戦の末、譲渡を含め190点を確保する。
初回の2026年1月8日は、第48話と第49話をまとめた1時間スペシャルとして放送されました。
また最終回の第59話は、3月26日に本編27分の拡大スペシャルとして放送されています。
こうして並べると、第3期はひとつの場所で物語が進むシリーズではないことが分かります。
虎杖と伏黒、真希、乙骨、秤たちが別々の場所で行動しながら、「津美紀を救う」「五条悟を取り戻す」「死滅回游の仕組みを変える」「羂索の計画を止める」という目的へ少しずつ収束していくんですね。
私は第2期「渋谷事変」が巨大なひとつの災害を描いた物語だったとすれば、第3期はその爆心地から飛び散った破片を、それぞれの登場人物が拾いながら次の戦いへ進む群像劇だと感じました。
視点人物が増えたぶん難しくなりましたが、各キャラクターの目的を押さえると一気に見通しがよくなります。
呪術廻戦アニメ3期のあらすじは?渋谷事変後から死滅回游開始まで
第3期の出発点は、第2期で描かれた「渋谷事変」の直後です。
2018年10月31日の渋谷で五条悟は獄門疆に封印され、多くの人物が傷つき、虎杖自身も宿儺によって引き起こされた惨状を目の当たりにしました。
その結果、虎杖は自分が生き続けることへの強い罪悪感を抱えています。
さらに虎杖の死刑執行猶予が取り消され、その執行役に指名されたのが特級術師・乙骨憂太でした。
虎杖VS乙骨の結末は?第48話・第49話で明かされた真意
渋谷で呪霊を狩っていた虎杖と脹相の前に、まず禪院直哉が現れます。
禪院家の次期当主を巡る事情から伏黒を狙う直哉と脹相が交戦する一方、虎杖の前には乙骨が立ちはだかりました。
同じ五条悟の教え子でありながら、乙骨は圧倒的な呪力量で虎杖を追い詰めます。
そして一度は虎杖を死亡させますが、直後に反転術式で蘇生。上層部との縛りを満たすため「虎杖悠仁を殺した」という事実を成立させつつ、虎杖本人を救ったわけです。
乙骨の行動はかなり大胆ですが、ここで「乙骨まで敵なの?」という序盤最大の不安が解消されます。
『劇場版 呪術廻戦 0』で乙骨を知っているほど、この種明かしにはホッとした方も多いのではないでしょうか。
そして伏黒は、自責の念から立ち止まりかける虎杖へ、姉・津美紀を救うため協力してほしいと求めます。
虎杖が再び前へ進み始めるきっかけを作ったのが伏黒だった点は、第3期全体を見るうえでも重要です。

第50話で羂索の正体と死滅回游の目的が判明
虎杖たちは九十九由基らとともに薨星宮へ向かい、天元から現在の状況について説明を受けます。
ここで明らかになった黒幕が羂索です。
羂索は肉体を渡り歩いてきた術師で、過去には加茂憲倫の肉体も利用していました。
重要なのは、羂索が単純に「日本人の呪力を強くしたい」だけではないことです。
死滅回游は、天元と人々を同化させる計画に向けた“慣らし”であり、結界を利用して呪力を循環させる大規模な儀式として組み込まれています。
つまりプレイヤー同士の戦闘そのものが最終目的なのではなく、その戦いから生まれる呪力と結界の機能が羂索の計画に利用されているんですね。
この違いを押さえておくと、「なぜこんな回りくどいゲームを始めたの?」という疑問がかなり解けます。
もうひとつ重要なのが、五条悟を獄門疆から救い出す方法です。
天元は獄門疆「裏」を提示し、その封印を解除できる可能性を持つ存在として、千年前の術師「天使」と共存する来栖華の存在を明かしました。
天使は「あらゆる術式を消滅させる」術式を持つため、五条救出の切り札になり得ます。
第3期の目的を整理すると、大きく次の4つです。
- 津美紀を死滅回游から救う
- 天使を探し、五条悟の封印解除を目指す
- 得点を集めて死滅回游の総則を追加・変更する
- 羂索の計画を阻止する
この4本柱だけ覚えておけば、登場人物が別々に動き始めても「結局、何のための戦い?」と迷いにくくなります。
死滅回游とは?主要総則と虎杖たちの攻略目的を分かりやすく整理
死滅回游とは、羂索が用意した結界コロニーを舞台に泳者(プレイヤー)同士を戦わせ、呪力を循環させるための大規模な儀式です。
普通のバトルロイヤルと違い、「最後の1人になれば優勝」というゲームではありません。
ここ、死滅回游を理解するうえで一番大事です。
虎杖たちはゲームそのものに勝とうとしているのではなく、ゲームの総則を利用して、仲間を救える仕組みへ変えようとしているんですね。
作中で示された主な総則を、最低限覚えておきたい範囲で整理します。
- 術式を覚醒させられた者は、覚醒後19日以内に任意の結界で死滅回游への参加を宣誓する必要がある。
- 非泳者でも結界へ入ると、原則として泳者として扱われる。
- 他の泳者を倒すことで得点を獲得する。
- 術師を倒した場合は5点、非術師は1点が基本。
- 泳者は自分自身の得点を除く100点を消費し、管理者がゲームの永続性を大きく損なわないと判断した総則を追加できる。
- 一定期間、得点の変動がない泳者には術式剥奪という重い罰則がある。
- 追加された総則によって泳者の情報を参照したり、得点を他者へ譲渡したりできるようになる。
総則を全部暗記しようとすると、かなり大変です。
なので視聴時には、「参加を強制する仕組みがある」「点を取らなければ危険」「100点でルール追加ができる」の3点をまず覚えるのがおすすめです。
虎杖たちが狙っているのは、この「100点で総則を追加できる」という仕組みです。
必要な得点を集めて得点譲渡やゲーム離脱につながる総則を作ることで、津美紀をはじめとする泳者を救おうとしています。
つまり死滅回游は、力の強い人間が最後まで残る大会ではありません。
壊れたルールの中へ入って、そのルール自体を攻略するゲームなんです。
私はここが、死滅回游編のいちばん面白いところだと思っています。
第1期や第2期以上に「相手を倒せば解決」という構図から離れ、敵の術式だけでなくゲームシステムまで読み解かなければならない。
バトル漫画なのに、パズルゲームの攻略を見ているような頭の使い方が必要になるんですよね。
真希・秤・日車・伏黒は何をした?第51話〜第58話の重要ポイント
第3期中盤が難しく感じる最大の理由は、主人公チームが一か所へ固まって行動しないことです。
そこで「誰が何を担当したのか」で整理してみましょう。
禪院真希は第51話で何が変わった?
禪院真希は死滅回游に備え、呪具を回収するため禪院家へ戻ります。
しかし父・禪院扇の待ち伏せを受け、双子の妹・真依とともに追い詰められました。
ここで重要なのは、真希と真依が呪術の世界では双子ゆえに一つの存在として扱われるという点です。
真希にはもともと天与呪縛による高い身体能力がありましたが、わずかな呪力が残っていたことで、その力は完全な形では発揮されていませんでした。
真依は最後に自らの選択によって真希との呪術的なつながりを断ち、刀を残して死亡します。
その結果、真希から呪力が完全になくなり、天与呪縛が完成しました。
その姿は、かつて呪力をまったく持たず圧倒的な身体能力を誇った伏黒甚爾を強く想起させます。
第51話「葦を啣む」が苦しいのは、真希が大きな力を手に入れた一方、その代償として真依を失っていることです。
強くなったから爽快、では終われない。
『呪術廻戦』らしい「喪失と強さが同じ場所に存在する回」だと私は感じました。
第52話・第53話で秤金次はなぜ仲間になった?
虎杖と伏黒は、戦力を増やすため停学中の高専3年・秤金次のもとへ向かいます。
秤は独自に賭け試合を運営しており、高専側の人間を素直に信用しているわけではありません。
そのため虎杖たちは正面からお願いするのではなく、まず試合へ潜り込む形で接触を図りました。
さらに秤と行動する星綺羅羅が立ちはだかり、伏黒たちは条件の複雑な術式を分析しながら突破口を探します。
死滅回游に入る前から「術式のルールを読んで攻略する」という戦い方が始まっているのが面白いところですね。
そして秤とのやり取りで特に印象的なのが、虎杖が自分を「部品」と表現する場面です。
渋谷事変を経験した虎杖は、「自分が幸せになるために生きる」という感覚から大きく離れています。
呪いを祓うための部品として、自分の役割だけを果たせばいい。
一見すると覚悟の言葉ですが、私はかなり危うい状態だと感じました。
虎杖が前へ進めるようになった反面、「自分自身を大切にする」という感覚はまだ戻っていないんですよね。
東京第1結界で虎杖は日車寛見と対決
虎杖と伏黒は日車寛見の得点を狙い、東京第1結界へ入ります。
ところが侵入直後、2人は別々の場所へ転送。
虎杖は甘井凛の助けを得て、100点を持つ泳者・日車寛見のもとへ向かいました。
日車は元弁護士です。
過去には大江圭太の事件を担当し、刑事司法の現実や理不尽さに直面した末、大きな絶望を抱えることになります。
そんな日車の人生が、そのまま術式へ反映されているのが領域展開「誅伏賜死」。
領域内ではジャッジマンによる裁判が行われ、相手は示された容疑に対して黙秘・自白・否認などの選択を迫られます。
有罪判決が出れば「没収」などの罰が科される。
つまり日車との戦いでは、パンチの強さだけではなく法廷ルールを理解できるかどうかが勝敗に直結します。
私はこの日車戦こそ、第3期でバトルの性格が変わったことを最も分かりやすく示す一戦だと思います。
術式が「必殺技」ではなく、その人物が生きてきた世界そのものになっているんですよね。
伏黒VSレジィはなぜ死滅回游らしい戦いなのか
一方の伏黒は麗美に誘導され、日車ではなくレジィ・スターの一派と接触します。
レジィが使う術式「再契象」は、レシートなどに記載された契約内容を再現するという異色の能力です。
物品を再現するだけでなく、記録された契約の内容そのものを利用できるため、見た目以上に応用範囲が広い術式なんですね。
伏黒は追い詰められながらも、不完全な領域展開「嵌合暗翳庭」を使用。
閉じた体育館の空間を利用することで領域を成立させ、レジィとの読み合いを続けます。

この戦いの面白さは、単純な火力勝負ではありません。
相手の術式をどこまで理解したか。
自分の能力をどう誤認させるか。
周囲の建物や地形をどう利用するか。
その積み重ねで勝敗が決まります。
一度見ただけでは「何が起きた?」となりやすいのですが、仕組みを知ってから見返すと驚くほど印象が変わるバトルです。
第57話では高羽史彦も登場し、通常のバトル回とはかなり異なる映像表現が話題になりました。
高羽の術式「超人(コメディアン)」は、本人が「ウケる」と確信したイメージを現実へ反映する極めて特殊なものです。
本人自身が術式の詳細を理解していない点も含め、死滅回游のなかでもかなり異質。
伏黒の髪型などを含む崩した画づくりも「作画崩壊?」と話題になりましたが、高羽という人物のギャグ性と結びついた意図的な演出として見ると、かなり印象が変わります。
呪術廻戦アニメ3期最終回・第59話「仙台結界コロニー」は何がすごい?
第3期最終回は第59話「仙台結界コロニー」で、乙骨憂太が仙台の強者たちとの激戦を制し、譲渡を含め190点を獲得しました。
2026年3月26日に本編27分の拡大スペシャルとして放送された、第3期の集大成ともいえるエピソードです。
仙台結界では当初、複数の強者によって絶妙な均衡が保たれていました。
その中心にいたのが、ドルゥヴ・ラクダワラ、特級呪霊・黒沐死、過去の術師・烏鷺亨子、そして石流龍です。
ところが乙骨がドルゥヴを倒したことで均衡が崩れ、黒沐死が活動を再開。
さらに烏鷺、石流まで加わり、一気に戦況が動き始めます。
乙骨は反転術式で黒沐死を祓い、烏鷺や石流とも交戦しました。
ここで改めて分かるのが、乙骨の強さは「呪力量が多い」だけではないということです。
乙骨には反転術式による回復、リカとの連携、模倣した術式など、状況に応じて切り替えられる手札があります。
リカを完全顕現できるのは接続中の5分間。
その間、乙骨はリカからの呪力供給、術式の使用、呪具の利用など、通常時以上の戦闘能力を発揮します。
さらに烏鷺の術式まで模倣して使用。
「この状況なら、この手を使う」と次々に対応方法を変えていく姿から、乙骨がなぜ特級術師なのかが伝わってきます。
大きな見せ場となったのが、乙骨・烏鷺・石流による領域展開の同時発動です。
ただし三者の領域は、黒沐死の子の乱入もあって崩壊。
最後は乙骨と石流の一騎打ちとなり、乙骨が勝利します。
戦闘後、乙骨は得点の譲渡を受け、合計190点へ到達しました。
この190点は「乙骨が最強だと証明するため」に集めた数字ではありません。
虎杖や伏黒たちが死滅回游の総則を追加するために必要な得点です。
つまり仙台結界は派手な強者決定戦に見えて、実際には仲間の計画を成立させるための戦いなんですよね。
私はここに、乙骨と虎杖のよく似た危うさを感じました。
虎杖は自分を「部品」と呼び、乙骨も仲間のためなら自分一人で大きな役目を背負おうとする。
2人とも優しい。
でもその優しさが、自分自身を削る方向へ向かっているところが怖いんです。
呪術廻戦アニメ3期はなぜ難しい?第1期・第2期との違いを4点で整理
第3期については、アクションや映像表現を高く評価する声がある一方、「説明が多い」「一度では理解しにくい」と感じた視聴者も少なくありません。
私はその理由を、単に「設定が難しいから」ではなく、物語の構造そのものが第1期・第2期より複雑になったからだと考えています。
大きく分けると4つあります。
- 視点人物が分散したこと
- 勝利ではなくルール改変が目的になったこと
- 条件型・ルール型の術式が増えたこと
- 複数の目的が同時進行していること
まず第3期では、虎杖だけを追っていれば物語全体が分かる構造ではありません。
真希、乙骨、伏黒、秤などが別々の場所で動き、それぞれの行動が後から同じ目的につながってきます。
次に、死滅回游では「敵を倒す=問題解決」にならないのも大きな違いです。
100点を集めて総則を追加するなど、戦闘の勝敗より「その後、何に点を使うか」のほうが重要になる場合すらあります。
そして術式も複雑化しました。
日車の裁判、綺羅羅の条件型術式、レジィの契約再現、高羽の笑いなど、能力のルールを理解しないと「なぜ今この結果になったのか」が分かりにくい術式が増えています。
さらに物語全体では、津美紀救出、五条救出、羂索阻止、死滅回游攻略という複数の目標が並走。
だから初見では情報が頭の中で渋滞しやすいんですね。
でも逆に言えば、理解することそのものが鑑賞体験の一部になっているのが第3期です。
「この戦いは誰のため?」「この点数を何に使う?」「この術式にはどんな条件がある?」と整理してから見返すと、一度目より二度目のほうが面白くなる。
私はそこが死滅回游前編の大きな魅力だと思っています。
呪術廻戦アニメ3期の続きは?第4期「死滅回游 後編」の最新情報
TVアニメ第4期「死滅回游 後編」は制作決定済みです。2026年6月19日にティザーPVが公開されましたが、2026年8月4日時点で放送時期・話数・放送局は未発表です。
ここは最新情報を追ううえで、かなり重要なポイントです。
「第4期制作決定」と「第4期の放送日決定」は別なので、混同しないようにしたいですね。
第4期の監督を務めるのは、第3期で副監督だった佐藤威さん。
第2期・第3期で監督を務めた御所園翔太さんは、総監督として作品に関わります。
2026年6月19日に公開されたティザーPVでは、秤金次と鹿紫雲一、禪院真希、脹相、九十九由基、虎杖悠仁、伏黒恵らが登場。
前編で撒かれた数々の火種が、いよいよ動き始めることを予感させる内容になっています。

特に気になるのが、前編の時点で残された次の要素です。
五条悟の封印を解く鍵となる天使。
鹿紫雲一が求め続ける宿儺との戦い。
レジィが口にした羂索の「爆弾」。
九十九由基と天元の動向。
そして以前から宿儺が伏黒へ向けてきた、不自然なほど強い関心です。
第3期だけを見ると、各結界で独立したバトルが続いたようにも見えます。
でも実際には、それぞれが次の大きな変化へつながる導火線になっています。
第3期を「話が散らばったシーズン」と見るより、巨大なドミノを各地で並べ終えたシーズンと考えると私はかなりしっくりきました。
後編では、そのドミノがいよいよ連鎖し始める。
そこを意識して第3期を見直すと、第48話から第59話までの見え方も変わってくるはずです。
考察|呪術廻戦アニメ3期は「強さ」より生き方がぶつかる物語だった
ここからは私個人の考察です。
呪術廻戦アニメ3期を見ていて強く感じたのは、死滅回游が「一番強い術師を決める大会」ではないということでした。
むしろ第3期では、そのキャラクターがどんな人生を生きてきたのかが、そのまま戦い方や術式へ現れる場面が増えています。
日車は法曹の世界で理不尽と向き合い続けたからこそ、術式も「裁判」という形を取る。
レジィは契約を利用する。
高羽は笑いを現実へ変える。
石流龍は、自分の人生を「満腹」にするような戦いを求める。
烏鷺亨子は、過去に奪われた自分自身を取り戻すように戦っています。
術式の性能表を比べるだけでは見えてこない、その人の人生観が戦闘へ流れ込んでいるんですよね。
生き方がそのまま呪術になる。
私はこれこそ、第3期の戦闘を理解するうえで重要な視点だと思っています。
そしてもうひとつ印象的なのが、「自分を犠牲にして他人を救おうとする人物」と「圧倒的な自己を優先する人物」の対比です。
虎杖は自分を部品と考えています。
乙骨も仲間を守るため、自分一人で大量の得点を集めようとする。
2人は誰かのために戦える優しい人物ですが、その優しさはしばしば自己犠牲と表裏一体です。
対して、『呪術廻戦』には自分自身の欲望や価値観を何より優先する存在もいます。
その極端な象徴として存在するのが、両面宿儺でしょう。
他者のために自分を削る虎杖。
自分の欲望を中心に世界を見る宿儺。
どちらが「善い生き方か」だけではなく、呪術師としての強さにどんな精神性が必要なのかという問いが、死滅回游の奥で少しずつ大きくなっているように感じます。
だから第3期を見返すなら、「この戦いで誰が勝った?」だけでなく、「この人物は何を求めて戦っている?」にも注目してみてほしいです。
日車戦、レジィ戦、仙台結界の印象がかなり変わります。
そして情報量についていけなかった方も、総則を一字一句覚える必要はありません。
まず押さえるべきなのは、虎杖たちは死滅回游で優勝したいのではないということです。
ルールを変える。
仲間を救う。
五条悟を取り戻す。
羂索を止める。
そのために、それぞれが別々の場所で必要な役割を担っている。
この一本の軸を頭に置いておけば、散らばって見えた第3期の物語がかなりつながりやすくなると思います。
まとめ|呪術廻戦アニメ3期の全12話と第4期最新情報
呪術廻戦アニメ3期「死滅回游 前編」は、2026年1月8日から3月26日まで全12話・第48話〜第59話が放送されました。
虎杖と乙骨の対決、天元から明かされる羂索と死滅回游の目的、真希の変化、秤の加入、日車との戦い、伏黒VSレジィ、そして乙骨が190点を確保する仙台結界までが前編の大きな流れです。
死滅回游は単純なバトルロイヤルではなく、100点を利用した総則追加などを通じてゲームそのものを攻略することが虎杖たちの目的になっています。
そして続編となるTVアニメ第4期「死滅回游 後編」は正式に制作決定。
2026年6月19日にティザーPVが公開され、監督は佐藤威さん、総監督は御所園翔太さんが担当することが発表されています。
一方、2026年8月4日時点で放送開始時期・話数・放送局などは正式発表されていません。
第4期を見る前に第3期を復習するなら、「誰が勝ったか」よりも「誰が何のために点を集め、何を変えようとしていたのか」を意識するのがおすすめです。
そこがつながると、難しく感じた死滅回游が一気に立体的に見えてきますよ。
よくある質問
呪術廻戦アニメ3期は全何話ですか?
第3期「死滅回游 前編」は全12話です。
TVシリーズ通算では第48話「執行」から第59話「仙台結界コロニー」まで。2026年1月8日に始まり、3月26日に最終回が放送されました。
呪術廻戦アニメ3期の最終回は何話ですか?
最終回はTVシリーズ通算第59話「仙台結界コロニー」です。
2026年3月26日に本編27分の拡大スペシャルとして放送され、乙骨憂太と石流龍、烏鷺亨子、黒沐死らが関わる仙台結界の戦いが描かれました。
呪術廻戦アニメ4期はいつ放送されますか?
TVアニメ第4期「死滅回游 後編」の制作は正式決定していますが、2026年8月4日時点で放送開始時期は未発表です。
2026年6月19日にティザーPVが公開され、佐藤威さんが監督、御所園翔太さんが総監督を務めることが発表されています。
執筆:桜木結衣(アニメオタク・書店員)



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