『呪術廻戦』アニメ3期「死滅回游 前編」の主題歌は、OPがKing Gnu「AIZO」、EDがjo0ji「よあけのうた」です。
2026年1月8日に放送を開始した第3期では、激戦が連鎖する物語を押し進めるOPと、虎杖悠仁の心情へ静かに寄り添うEDが採用されました。曲名や発売日だけでなく、オープニング映像の見どころや『呪術廻戦』シリーズとのつながりまで詳しく見ていきます。
呪術廻戦アニメ3期の主題歌は?OP・EDを一覧で確認
『呪術廻戦』アニメ3期「死滅回游 前編」は、2026年1月8日からMBS/TBS系28局「スーパーアニメイズム TURBO」枠で放送されました。
主題歌は、オープニングテーマがKing Gnu「AIZO」、エンディングテーマがjo0ji「よあけのうた」です。
区分 楽曲 アーティスト 配信日 CD発売日
OP AIZO King Gnu 2026年1月9日 2026年2月11日
ED よあけのうた jo0ji 2026年1月10日 2026年3月4日
TVアニメ『呪術廻戦』公式サイトでも、第3期「死滅回游 前編」の主題歌としてこの2曲が案内されています。
この組み合わせ、物語を最後まで追うほど「なるほど!」となるんですよね。
「死滅回游」は、単に強敵が続々と現れるバトル編ではありません。虎杖悠仁、伏黒恵、乙骨憂太らが別々の結界で行動し、ルールや術式、得点を巡って次々と判断を迫られる章です。
物語全体の激流を受け持つ「AIZO」と、その中にいる一人の人間へ視線を戻す「よあけのうた」。
第3期のOPとEDは、この役割分担がかなり明確だと私は感じます。
呪術廻戦アニメ3期OP「AIZO」はKing Gnuが担当
『呪術廻戦』アニメ3期のオープニングテーマは、King Gnuの「AIZO」です。
「AIZO」は第3期「死滅回游 前編」のために制作された楽曲で、2026年1月9日0時にデジタル配信がスタート。CDシングルは2026年2月11日に発売されました。
発表時には、目まぐるしく展開する楽曲として紹介されており、そのスピード感は死滅回游の物語構造とよく重なります。
第3期では、虎杖や伏黒だけを追えば終わるわけではありません。
禪院真希、乙骨憂太、秤金次、日車寛見、髙羽史彦、レジィ・スター、鹿紫雲一、石流龍、烏鷺亨子など、多数の術師や泳者がそれぞれの場所で動いていきます。
東京第1結界、東京第2結界、仙台結界へと舞台が移り、戦闘の途中にも死滅回游の総則や得点に関する情報が追加されていく。
視聴者側にも「今、誰がどこで何を狙っているのか」を追う集中力が求められる章です。
だからこそ、第3期の入り口に置かれた「AIZO」のせわしないほどの推進力は、単なるカッコいいロック曲ではなく、死滅回游へ一気に意識を切り替えるスイッチとして機能しているように思います。
King Gnuが呪術廻戦を担当するのは3つ目の作品
King Gnuと『呪術廻戦』のタッグは、「AIZO」が初めてではありません。
これまでに、
- 『劇場版 呪術廻戦 0』で「一途」「逆夢」
- TVアニメ第2期「渋谷事変」で「SPECIALZ」
- TVアニメ第3期「死滅回游 前編」で「AIZO」
を担当しています。
つまり映像作品単位で見ると、『劇場版 呪術廻戦 0』『渋谷事変』『死滅回游 前編』に続く3作品目の参加です。
ここで興味深いのは、King Gnuが起用されているのが、どれも物語の空気が大きく切り替わる局面だということ。
『劇場版0』では乙骨憂太と祈本里香の物語を描き、「渋谷事変」では日常だった世界が一気に崩壊します。そして「死滅回游」では、その崩壊後の世界で術師たちが巨大なルールの中へ投げ込まれていく。
私はKing Gnuが単なる「人気アーティスト枠」ではなく、『呪術廻戦』の大きな転換点を音楽で記憶させる存在になっているところが面白いと感じています。
「AIZO」は全国10カ所のビジョンを使って予告された
「AIZO」の発表前には、『呪術廻戦』らしい仕掛けも行われました。
2025年12月19日18時、「死滅回游」に関連する全国10カ所の街頭ビジョンで、King Gnuと『呪術廻戦』のコラボレーションを予感させる映像が一斉に放映されています。
対象となったのは、青森、岩手、宮城、新宿、池袋、愛知、京都、大阪、広島、鹿児島です。
これ、死滅回游を知っているとニヤッとしてしまう演出なんですよね。
死滅回游は、日本各地に設けられた結界を舞台に術師たちが移動しながら進むゲームです。つまり「全国の複数地点で同時に何かが始まる」という告知方法そのものが、作品の設定と重なっています。
主題歌を発表する広告でありながら、現実の街まで死滅回游の世界観に取り込んでしまう。
作品と宣伝を別物にせず、発表そのものを“死滅回游体験”にしていたのが印象的でした。
常田大希は「King Gnuの王道を更新」する楽曲と説明
「AIZO」を手がけたKing Gnuの常田大希さんは、主題歌発表時の公式コメントで、今回の楽曲についてKing Gnuらしい王道を新たに更新する楽曲になったという趣旨を明かしています。
また、一人の視聴者として「死滅回游」を楽しみにしていたこともコメントしていました。
ここは事実と私の解釈を分けて考えたいところです。
公式コメントから分かるのは、常田さん自身が作品の展開を楽しみにしながら楽曲を制作していたということ。
そのうえで筆者としては、「SPECIALZ」の延長をそのまま再生産するのではなく、死滅回游という新しいフェーズに合わせてKing Gnu自身の音像も更新しようとした曲が「AIZO」なのだと感じます。
同じアーティストが再登板しても、前作と同じことをしない。
そこが『呪術廻戦』との長いタッグがマンネリに見えない理由ではないでしょうか。
呪術廻戦アニメ3期のオープニング映像は何が見どころ?
第3期のノンクレジットオープニング映像では、死滅回游で物語の軸となる複数のキャラクターと戦場を、短い時間の中で次々とつないでいく構成が印象的です。
特に注目したいのは、「主人公チームが一堂に集まって同じ敵へ向かう」という見せ方ではなく、人物ごとの距離や孤立を意識させる点です。
死滅回游では、虎杖悠仁と伏黒恵が東京第1結界へ向かう一方、乙骨憂太は仙台結界へ、秤金次とパンダは東京第2結界へと別れて行動します。
さらに禪院真希も独自の道を進み、日車寛見、鹿紫雲一、髙羽史彦、石流龍、烏鷺亨子ら新たな人物が次々に物語へ入ってきます。
OP映像でも、こうした「同じゲームに参加しているのに、全員が別の戦いをしている」という死滅回游の特徴を感じさせるカットの連なりが大きなポイントです。
また、人物だけではなく、結界という閉ざされた空間や都市の異様な空気を感じさせる画面が差し込まれることで、「普通の東京や仙台で戦っているのではない」という違和感も強調されています。
そして何より、「AIZO」の急激な展開と映像の切り替えが噛み合っている。
ゆったりキャラクターを紹介するOPではなく、視線を置いた瞬間に次の情報が飛び込んでくる構成だからこそ、視聴者自身も死滅回游の目まぐるしさへ巻き込まれていきます。
私はここが、第3期OPのかなり重要な演出だと感じました。
第1期序盤は、呪術という未知の世界へ虎杖と一緒に入っていく感覚がありました。
ところが第3期は違います。
もう世界のルールを丁寧に教えてもらえる段階ではなく、壊れた状況の中で次の判断を急かされ続ける。
OP映像が落ち着かないほど情報を畳みかけてくるのも、そのフェーズの変化を映像で表現しているように見えるんですよね。
呪術廻戦アニメ3期EDはjo0ji「よあけのうた」
第3期「死滅回游 前編」のエンディングテーマは、jo0jiの「よあけのうた」です。
2026年1月10日0時から配信され、CDは2026年3月4日に発売されました。
jo0jiにとって『呪術廻戦』との初タッグであり、自身初のアニメ主題歌です。
公式発表では、「よあけのうた」は虎杖悠仁の気持ちに寄り添って制作された楽曲と説明されています。
ここでOPとは視点がガラッと変わります。
「AIZO」が複数の人物や戦場が同時進行する死滅回游全体の熱量を背負っているのに対し、「よあけのうた」が向き合うのは虎杖という一人の少年です。
渋谷事変を経た虎杖は、自分の中に宿儺がいること、その結果として起きた出来事、自分が何のために戦うのかという重い問題を抱えています。
それでも伏黒たちと動き、死滅回游へ入っていく。
そんな虎杖に対して、戦闘の興奮をそのまま引きずる曲ではなく、一度静かな場所へ連れていってくれるEDが置かれました。

個人的には、第3期の主題歌で最も好きな設計がここです。
死滅回游はルール、得点、結界、術式といった情報が多く、どうしても「ゲームの仕組み」に目が向きます。
でも、そのシステムの中で動いているのは感情を持った人間なんですよね。
EDで虎杖の心へ戻ることで、「今回もすごいバトルだった!」だけでは終わらせず、その戦いをしている人物が何を背負っているのかを思い出させてくれます。
jo0jiは鳥取県出身のシンガーソングライター
jo0jiは鳥取県出身のシンガーソングライターです。
友人を励ますために制作した楽曲をきっかけに音楽活動を始め、2023年9月には1st EP『475』を発表しました。
「475」は「ヨナゴ」と読むタイトルで、自身のルーツである鳥取や米子と結びついた表現でもあります。
そんなjo0jiが、2026年に『呪術廻戦』という大きなアニメシリーズのEDを担当しました。
OPにはすでにシリーズとの関係が深いKing Gnu。
一方でEDには、今回が初参加となるjo0ji。
おなじみのアーティストと新しい声を両方配置しているところも、第3期の音楽の面白さです。
死滅回游自体も、乙骨や真希といった既存キャラクターを描きながら、日車、髙羽、レジィ、鹿紫雲、石流、烏鷺など、強烈な新キャラクターを次々と投入する章です。
主題歌の顔ぶれにも、どこか同じ「既存と新規が衝突しながら世界が拡張する」感覚があるんですよね。
「よあけのうた」は虎杖とjo0ji自身の感情を重ねて制作
jo0jiは楽曲について語った際、虎杖悠仁の心情と自身の経験を重ねながら「よあけのうた」を制作したことを明かしています。
自身が孤独を感じていた時期や、周囲の仲間との関係によって心境が変わっていった経験を、虎杖と重ねたという趣旨です。
ここはタイアップ曲を考えるうえで、とても興味深いポイントだと思います。
虎杖という架空のキャラクターの設定だけを外側からなぞったのではなく、自分自身の感情をいったん通してからキャラクターへ戻っている。
だからこそ『呪術廻戦』を見ている人には虎杖の曲として響きつつ、作品を知らない人にも一人の人間が孤独や他者とのつながりを歌った曲として届くのでしょう。
アニメ作品への理解と、アーティスト本人の人生。
その接点から生まれた曲だと考えると、「よあけのうた」の静かな温度がより腑に落ちます。
「AIZO」「よあけのうた」のCD発売日と仕様は?
第3期のOP・EDは、デジタル配信だけでなくCDでも発売されています。
King Gnu「AIZO」は2026年2月11日発売です。
発表された主な形態は以下の3種類でした。
- 期間生産限定盤
- 初回生産限定盤
- 通常盤
期間生産限定盤には『呪術廻戦』のアニメジャケットが採用され、初回生産限定盤には「KING GNU LIVEHOUSE TOUR 2025 CLUB GNU EDITION」のライブ映像を収録したBlu-rayが付属する仕様として案内されました。
発売時に案内された税込価格は、期間生産限定盤3,500円、初回生産限定盤4,800円、通常盤1,500円です。
一方、jo0ji「よあけのうた」は2026年3月4日にCD発売。
通常盤と初回生産限定盤2種類の計3形態が用意され、通常盤には虎杖悠仁の線画を使ったデザインが採用されました。
通常盤の初回仕様では、同じジャケット絵柄のミニステッカーも封入されています。
なお、販売価格や在庫、特典の取り扱いは店舗や時期によって変わる可能性があります。購入を検討している場合は、最新情報を各販売店や公式案内で確認してください。
配信で気軽に繰り返し聴くのももちろん楽しいですが、アニメ盤のジャケットを手元に残せるのはCDならでは。
書店員としてコミックや映像ソフトに日々触れていても感じるのですが、パッケージって数年後に見返した瞬間、その時期に作品を追っていた記憶まで一気に戻ってくるんですよね。
「死滅回游をリアルタイムで追っていた頃」を形として残したい人には、コレクションとしての魅力もありそうです。

なぜ「AIZO」と「よあけのうた」が死滅回游に合う?歴代曲から考察
ここからは、歴代シリーズを追ってきた筆者としての考察です。
『呪術廻戦』の主題歌は、毎回同じ方向性の「カッコいいアニソン」に統一されているわけではありません。
第1期ではEve「廻廻奇譚」やWho-ya Extended「VIVID VICE」、ALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」、Cö shu Nie「give it back」。
『劇場版 呪術廻戦 0』ではKing Gnu「一途」「逆夢」。
第2期「懐玉・玉折」ではキタニタツヤ「青のすみか」と崎山蒼志「燈」、「渋谷事変」ではKing Gnu「SPECIALZ」と羊文学「more than words」が使われました。
こうして並べると、物語のフェーズによって音楽の役割が明確に変わっていることが分かります。
「懐玉・玉折」は、五条悟と夏油傑がまだ同じ未来を見ていた青春と、その後に訪れる喪失。
「渋谷事変」は、街も人間関係も一気に崩れていく異常事態。
そして「死滅回游」は、崩壊したあとの世界で生存者たちが巨大な仕組みに組み込まれ、止まることなく判断を迫られる物語です。
第3期の2曲を私は、「外側のゲーム」と「内側の人間」を分担する主題歌だと捉えています。
「AIZO」が表現しているのは、複数の結界、複数の戦闘、得点や総則が猛烈な速度で更新されていく外側の世界。
一方の「よあけのうた」が向き合うのは、そのシステムの中にいる虎杖の感情です。
この2曲を分けて考えるより、OPから本編、そしてEDまで続けて味わうと、第3期の構造がより分かりやすく見えてきます。
激戦を描くだけなら「AIZO」の強さだけでも成立したかもしれません。
でも『呪術廻戦』は、派手な術式の裏で「なぜこの人は戦うのか」「何を失い、それでも何を守ろうとしているのか」を描いてきた作品です。
だから最後に「よあけのうた」が必要だった。
個人的には、ここが第3期の主題歌選びのいちばん巧みなところだと思います。
もう一つ注目したいのは、King Gnuをシリーズの定番として残しながら、EDではjo0jiという新しいアーティストを迎えたことです。
過去に成功した組み合わせをそのまま固定するのではなく、作品が進むたび新しい声を加えていく。
第3期で日車や髙羽、鹿紫雲、石流、烏鷺といった人物が世界を一気に広げたように、音楽もまた新しい感触を取り込んでいます。
第4期「死滅回游 後編」は制作が決定していますが、2026年8月4日時点で主題歌アーティストや楽曲は発表されていません。
前編で「AIZO」と「よあけのうた」がこれだけ異なる役割を担っただけに、後編で物語の局面が変わったとき音楽もどう変化するのか。
アニメオタクとして、そこはかなり楽しみにしています。
まとめ|呪術廻戦アニメ3期OPは「AIZO」、EDは「よあけのうた」
『呪術廻戦』アニメ3期「死滅回游 前編」の主題歌は、OPがKing Gnu「AIZO」、EDがjo0ji「よあけのうた」です。
「AIZO」は2026年1月9日に配信、2月11日にCDを発売。King Gnuにとって『劇場版 呪術廻戦 0』、「渋谷事変」に続く3作品目の『呪術廻戦』参加となりました。
「よあけのうた」は2026年1月10日に配信され、3月4日にCDを発売。jo0jiにとって初のアニメ主題歌で、虎杖悠仁の気持ちに寄り添って制作された楽曲です。
死滅回游という巨大なシステムと激戦を加速させる「AIZO」。
その中で傷つきながら進む虎杖の心へ視線を戻してくれる「よあけのうた」。
OPとEDを合わせることで、第3期が描く「戦いの速度」と「人間の感情」の両方が見えてくる。
曲だけで聴いても素敵ですが、本編やOP・ED映像まで含めて味わうと、また印象が変わるはずです。
あの目まぐるしい死滅回游のあとに「よあけのうた」が流れる時間……やっぱり尊いんですよね。
よくある質問
呪術廻戦アニメ3期の主題歌は誰が歌っている?
『呪術廻戦』アニメ3期「死滅回游 前編」のOPはKing Gnu、EDはjo0jiが担当しています。
曲名は、OPが「AIZO」、EDが「よあけのうた」です。
呪術廻戦アニメ3期のOP「AIZO」はいつ発売された?
King Gnu「AIZO」は2026年1月9日0時からデジタル配信され、CDシングルは2026年2月11日に発売されました。
King Gnuが『呪術廻戦』映像作品の楽曲を担当するのは、『劇場版 呪術廻戦 0』、「渋谷事変」に続く3作品目です。
呪術廻戦アニメ3期のED「よあけのうた」はどんな曲?
jo0ji「よあけのうた」は、虎杖悠仁の気持ちに寄り添って制作された第3期EDテーマです。
2026年1月10日に配信され、CDは2026年3月4日に発売されました。jo0jiにとって初のアニメ主題歌でもあります。
桜木結衣(アニメオタク・書店員)



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