「呪術廻戦 アニメ3期 死滅回遊 後編」と検索されますが、公式では後編は第4期「死滅回游 後編」。宿儺を軸に物語が大きく動きます。
2026年8月29日には両面宿儺を描いたスーパーティザービジュアルと新ストーリーが公開され、秤金次VS鹿紫雲一、禪院真希、脹相&九十九由基、虎杖悠仁、伏黒恵らの戦線がいよいよ交差することが見えてきました。なお、2026年9月1日時点で具体的な放送開始日は未発表です。
呪術廻戦「死滅回遊 後編」はアニメ3期ではなく第4期?
結論からいうと、TVアニメ第3期は「死滅回游 前編」、その続きとなる「死滅回游 後編」はTVアニメ第4期です。
「死滅回遊の前編と後編なら、どちらも3期なのでは?」と思ってしまいますよね。私もシリーズ区分を知らずにタイトルだけ見たら、普通にそう受け取ると思います。
公式サイトでは、2026年1月から放送されたシリーズをTVアニメ第3期「死滅回游 前編」とし、続く後編については明確にTVアニメ第4期「死滅回游 後編」と案内しています。
整理すると次の通りです。
シリーズ 主な内容
TVアニメ第1期 虎杖の物語開始~起首雷同編など
TVアニメ第2期 懐玉・玉折/渋谷事変
TVアニメ第3期 死滅回游 前編
TVアニメ第4期 死滅回游 後編
ちなみに検索では「死滅回遊」と書かれることも多いですが、アニメ公式の表記は「死滅回游」です。
第3期は2026年1月8日からMBS/TBS系28局でスタートし、第48話から第59話までを放送。最終回は3月26日の第59話「仙台結界コロニー」で、第3期第12話に当たります。最終回は通常より本編尺を広げた27分の「本編拡大スペシャル」でした。
ここで重要なのは、第3期が「死滅回游」という物語を最後まで描いたわけではないことです。
第3期の御所園翔太監督は放送開始時のコメントで、前編について物語を収束させるのではなく、むしろ広げたうえで強烈なところで切る構成を意識した旨を説明していました。実際、仙台結界の終了時点では伏黒、秤、鹿紫雲、真希、脹相たちの物語がまだ別々の場所で進行しています。
つまり第3期が「巨大な盤面へ駒を並べる章」だったとすれば、第4期は並べられた駒が一斉に動き、これまで別々だった戦いが一本の物語へ近づいていく章と捉えると分かりやすいです。
個人的には、ここが「前編・後編」と分けた意味だと思っています。
単に長いから半分にしただけではなく、物語の感触そのものがかなり変わるんですよね。
前編では「この結界では誰が戦う?」「何点取ればいい?」「総則をどう変える?」というゲーム攻略的な面白さが強め。
ところが後編では、そのルールの外側から宿儺や羂索の思惑まで迫ってきます。
ゲームを攻略していたと思ったら、いつの間にかゲーム盤そのものが揺らぎ始める。
この感覚こそ、第4期「死滅回游 後編」の怖さであり、めちゃくちゃ面白いところです。
第3期「死滅回游 前編」の最終回からどうつながる?
第4期を見る前に押さえておきたいのは、虎杖・伏黒・乙骨が第3期終了時点で何を達成したのかです。
2026年8月29日に更新された公式ストーリーでは、第3期までの成果と、その先の人物配置がかなり分かりやすく整理されています。
まず東京第1結界。
虎杖悠仁は、死滅回游によって術式を得た現代の術師・日車寛見と交戦しました。
でも虎杖の目的は、日車を倒してポイントを奪うことだけではありません。
死滅回游に望まず巻き込まれた伏黒津美紀らを助けるためには、ゲームの総則そのものを変える必要がありました。
日車を説得したことで、泳者同士で任意の得点を譲渡できる総則が追加されています。
これ、派手さだけなら乙骨の仙台戦のほうが目立つんです。
でもストーリー上はかなり大きな成果です。
羂索が用意したルールに従わされていた虎杖たちが、初めてそのルールを利用して「死滅回游の仕組みそのものを書き換える側」に回ったからです。
一方、東京第1結界で虎杖と離れた伏黒恵は、レジィ・スター一派との戦闘へ。
満身創痍になりながら勝利しますが、その伏黒の前に現れたのが「天使」です。
天使は「術式を消滅させる術式」を持つ存在であり、五条悟の封印を解くための重要な鍵として位置づけられています。
ここで思い出しておきたいのが、虎杖たちが死滅回游へ飛び込んだ目的です。
単に「最後まで生き残れば勝ち」というバトルロイヤルではありません。
- 五条悟を復活させる
- 伏黒津美紀を救出する
- 死滅回游に消極的な参加者を救う
- 羂索の計画を阻止する
これらが同時に走っています。
だからこそ後編になると、「ポイントを何点持っているか」以上に、誰が誰と接触するのかがものすごく大事になってくるんですよね。
そして仙台結界では乙骨憂太が大暴れ。
第59話「仙台結界コロニー」では、乙骨がドルゥヴ・ラクダワラを倒したことで四つ巴の均衡が崩れ、黒沐死、石流龍、烏鷺亨子を巻き込んだ苛烈な戦いへ発展しました。
公式ストーリーによれば、一連の戦いを終えた乙骨は190点を獲得し、総則追加へ向けて動ける状態になっています。
乙骨、強すぎる……!
とテレビの前で思った人、多いのではないでしょうか。
特級という肩書は知っていても、第3期終盤では「五条悟に次ぐ現代の異能」とされる存在感を、戦闘そのものでこれでもかと見せつけられました。
ただ、第4期の恐ろしいところは、その仙台結界さえ「数ある戦線の一つ」に見えてくること。
第3期で広がった物語は、ここからさらに加速します。

死滅回游後編の注目ポイントは?秤VS鹿紫雲・真希・薨星宮が同時進行
第4期「死滅回游 後編」の最大の特徴は、重要度の高い戦いが複数の場所でほぼ同時に進んでいくことです。
2026年6月19日に公開されたティザーPVでは、秤金次VS鹿紫雲一、禪院真希、脹相と九十九由基、さらに虎杖悠仁と伏黒恵の姿まで登場しました。
公式はPVについて、秤と鹿紫雲の激突、真希のパワフルな戦闘、羂索へ立ち向かう脹相と九十九、悲痛な思いを叫ぶ虎杖と伏黒らの死闘が描かれていると説明しています。
秤金次VS鹿紫雲一は第4期序盤の大本命
まず外せないのが秤金次VS鹿紫雲一です。
公式ストーリーでは、100点を所持する鹿紫雲を探すため、秤とパンダが東京第2結界へ向かうことが明記されています。
鹿紫雲は受肉して復活した過去の術師。
第3期では、自らの100点を使って「他泳者の名前・得点・ルール追加回数・滞留結界を参照できる」という総則を追加しました。公式キャラクター紹介では木村良平さんが演じています。
対する秤金次の声は中井和哉さん。
秤は高専3年生ですが、呪術界上層部と揉めて停学中。賭け試合の胴元を務め、「熱」を重視する独特の人物として描かれています。
この二人、性格からして普通の戦闘になりそうにないんですよ。
「勝たなければいけない」だけではなく、戦いそのものへの熱量がキャラクターの思想と直結しています。
だから私は、第4期序盤で最も“アニメ化によって化けそう”なのがこのカードだと考えています。
『呪術廻戦』のアニメは、術式をエフェクトで派手に見せるだけではありません。
体重移動、カメラの振り、打撃音、間の取り方、背景の壊れ方まで含めて「この攻撃、痛そう……!」と体感させる演出が得意です。
しかも2026年6月のティザーPVで、公式がわざわざ秤VS鹿紫雲を最初の大きな見せ場として挙げています。
後編を象徴するバトルになる可能性はかなり高そうです。
禪院真希は「禪院家の物語」の先へ進む
禪院真希も要注目です。
第3期では妹・真依を失ったことを契機に真希が大きく変化し、父・禪院扇をはじめ、躯倶留隊、炳、禪院直哉らとの戦いを経て禪院家を壊滅させる流れが描かれました。
そして第4期の公式ストーリーでは、禪院家を壊滅させた真希について「どこかへ向かう」とされています。
この一文、短いのにすごく重要です。
第3期で真希の物語は一度、「禪院家」という閉ざされた因縁へ深く入り込みました。
でも後編では、その因縁を越えて再び死滅回游全体へ戻ってくる。
言ってしまえば、真希の物語が「家への決着」から「この先の世界で何をする人物なのか」へ切り替わるわけです。
しかも真希の魅力は、ド派手な術式エフェクトよりも身体能力そのものの異常さ。
ここは作画班の腕が直接刺さるキャラクターだと思っています。
PVでも真希のパワフルな戦いが明確に紹介されているので、「速い」「重い」「怖い」が全部伝わる映像になったら……作画オタク、歓喜です。
脹相&九十九由基と羂索の戦線は物語の本丸
そしてバトルの重要度で忘れてはいけないのが薨星宮です。
公式ストーリーでは、脹相と九十九由基が薨星宮にいる天元を護衛していると説明されています。
さらにティザーPVでは、羂索に立ち向かう脹相と九十九の姿が公開されています。
この戦線だけは、他の結界バトルと少し意味が違います。
虎杖や秤たちが死滅回游という「ゲームの中」で動いているのに対し、羂索はそもそもゲームを仕組んだ側です。
つまり薨星宮の戦いは、ゲームの攻略ではなくゲームの目的そのものへ踏み込んでいく戦いになります。
天元は国内の結界に関わる要の存在。
九十九は数少ない特級術師の一人。
そして脹相は虎杖との関係を通して、渋谷事変以降ずっと物語の感情面を担ってきたキャラクターです。
この三者の場所へ羂索が絡む。
もう設定だけで重い……!
個人的には、秤VS鹿紫雲が第4期の「バトルとしての熱」を担当するなら、薨星宮は物語そのものを動かすエンジンだと考えています。
死滅回游が「誰が何点持っているか」というゲームから、「羂索は一体何を完成させようとしているのか」という核心へ移っていく転換点になりそうです。

両面宿儺のスーパーティザービジュアルは何を意味する?
2026年8月29日、第4期「死滅回游 後編」のスーパーティザービジュアルが公開されました。
描かれているのは両面宿儺。
公式によると、薄暗い水中から鋭い眼光を向け、こちらへ手を伸ばす宿儺の姿を描いたビジュアルです。同時に第4期の新しいストーリー紹介も公開されました。
発表の舞台となったのは、8月29日・30日にKアリーナ横浜で開催された「じゅじゅフェス 2026 -5th anniversary-」。
アニメ5周年を締めくくる2DAYSイベントという大きなタイミングで、第4期の最新情報が投入された形です。
ここで私がものすごく気になったのが、6月と8月でプロモーションの見せ方が真逆になっていることでした。
6月19日のティザーPVは「群」です。
秤。
鹿紫雲。
真希。
脹相。
九十九。
虎杖。
伏黒。
これでもかというほど多くのキャラクターを映し、「後編ではこんなにたくさんの戦いが同時に起きます」と見せてきました。
ところが8月29日のスーパーティザービジュアルは、ほぼ真逆。
宿儺一人です。
もちろん、ビジュアルの構図だけを根拠に今後の展開を断定することはできません。
ただし公式ストーリーには、秤、パンダ、真希、脹相、九十九と並んで、わざわざ「何かを企んでいる宿儺」という情報が置かれています。
私はここに、第4期を見るうえでかなり大切なヒントがあると感じました。
死滅回游前編は、とにかく登場人物とルールが増えましたよね。
新しい結界。
新しい泳者。
過去の術師。
ポイント。
総則。
視聴していて「面白い! でも今何点だっけ!?」となった人も少なくないはず。
ところが宿儺が前面に出てくると、物語の焦点は一気に原点へ戻ります。
虎杖悠仁と両面宿儺。
そして虎杖のすぐそばにいる伏黒恵。
第1期からずっと続いている、この関係です。
つまり第4期は、新キャラクターがさらに増えて物語が散らばり続ける章ではなく、第3期で広げた群像劇が『呪術廻戦』本来の核心へ戻り始める章になるのではないか。
個人的には、これが今の公式情報から見える一番面白いポイントです。
「誰が最強なの?」という楽しみだけじゃない。
「最初からそこにいた宿儺が、ついに何をするの?」
この不気味さが後編にはあります。
第3期までずっと虎杖の内側に存在してきた“呪いの王”が、物語の表舞台へにじみ出してくるような感覚。
スーパーティザービジュアルを宿儺単独にした意味は今後の映像や本編で判断するしかありませんが、少なくとも公式が第4期の重要な存在として宿儺を強く押し出したことは間違いありません。
第4期「死滅回游 後編」の監督・キャスト・制作会社は?
制作体制にも大きな変化があります。
2026年6月19日、第4期「死滅回游 後編」のティザーPV公開と同時に、佐藤威さんが監督を務めることが発表されました。
佐藤威さんは、第3期「死滅回游 前編」で演出・副監督を担当していたスタッフです。
第3期では御所園翔太さんが監督、佐藤威さんと高田陽介さんが副監督としてクレジットされていました。
そして2026年9月1日時点の第4期公式スタッフページでは、
- 総監督:御所園翔太
- 監督:佐藤威
- シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
- キャラクターデザイン:矢島陽介・丹羽弘美・山﨑爽太
- 音楽:照井順政
- アニメーション制作:MAPPA
という体制が掲載されています。
ここ、「監督が変わった」という一言だけで捉えると少し印象が違うんですよね。
御所園さんが完全に制作ラインから外れたわけではなく、第4期では総監督。
そして第3期の現場で副監督を務めた佐藤さんが監督へ移っています。
私はこの人員配置から、前編までの映像的な連続性を保ちながら、後編の密度に合わせて体制を組み直したと見るのが自然だと考えています。
第4期で公式発表されている主要キャストは次の通りです。
- 虎杖悠仁:榎木淳弥
- 伏黒恵:内田雄馬
- 禪院真希:小松未可子
- 秤金次:中井和哉
- 脹相:浪川大輔
- 九十九由基:日髙のり子
- 鹿紫雲一:木村良平
- 羂索:櫻井孝宏
- 両面宿儺:諏訪部順一
キャスト欄を見るだけでも、「誰が後編の中心人物なのか」がかなり伝わってきます。
特に私が気になるのは、8月のスーパーティザービジュアルで単独登場した宿儺役・諏訪部順一さんが、公式の第4期主要キャストにも並んでいること。
もちろんキャスト欄だけから登場量を推測することはできません。
それでも、PV、ストーリー、ビジュアル、キャストを横並びにすると、宿儺が後編の重要な軸になるという方向性はかなり強く感じられます。
そして制作側には、とんでもなく大変そうな映像が待っています。
秤と鹿紫雲の特殊な戦闘。
真希の身体能力を生かした超高速のアクション。
薨星宮側の戦い。
虎杖と伏黒のドラマ。
さらに宿儺。
バトルの種類が全部違うんですよ。
同じような必殺技合戦を12話続ければいい作品ではありません。
だから私は、監督交代そのものよりも、前編で作った映像の文法を佐藤監督がどう引き継ぎ、戦線ごとにどう描き分けるのかに注目しています。

呪術廻戦「死滅回游 後編」はいつ放送?原作のどこまで進む?
2026年9月1日時点で、第4期「死滅回游 後編」の具体的な放送開始日は発表されていません。
公式ON AIRページに掲載されている第4期の案内は「鋭意制作中」で、放送開始日・曜日・放送局・配信開始時刻などの具体的なスケジュールはまだ出ていません。
ここは検索すると、いろいろな予想が出てきます。
「2027年になるのでは?」
「もっと早いのでは?」
と気になりますよね。
私もめちゃくちゃ気になります。
ただ、2026年6月にティザーPV、8月29日にスーパーティザービジュアルと新ストーリーが公開されたことから制作が継続して進んでいることは確認できても、その事実だけで放送月までは決められません。
現段階では「放送日は未発表」が唯一安全な答えです。
もし「2027年○月放送決定!」のような情報を見かけた場合は、公式サイトのNEWSやON AIRに同じ発表が掲載されているか確認するのがおすすめです。
では、原作ではどこから始まるのでしょうか。
ここもアニメ公式から第4期の開始話・終了話は発表されていません。
ただ、原作コミックス21巻は第181話「東京第2結界①」から第190話「東京第2結界⑨」を収録しており、あらすじも秤とパンダが鹿紫雲を求めて東京第2結界へ入るところから始まります。
そして現在公開されている第4期公式ストーリーも、「100点を持つ鹿紫雲を探して秤とパンダが東京第2結界へ向かう」と説明しています。
この一致から考えると、原作21巻・第181話付近が第4期序盤の有力な基準になると見ることはできます。
ただし、「アニメ第4期は第181話から開始すると公式発表された」という意味ではありません。
第3期最終回とのつなぎ方や再構成によって、前後の場面が入る可能性もあります。
さらに気になるのは「どこまでやるか」です。
原作25巻には第218話から第227話までが収録されており、その中で第222話「予兆」の次が、第223話「人外魔境新宿決戦①」となっています。
そのためファンの予想としては、「死滅回游後編」という区切りから第222話前後まで進むのではないか、と考えたくなるところです。
ただし、第4期が第222話まで、第223話まで、あるいはそれより前後まで描くという公式発表は2026年9月1日時点でありません。
ここは断定しないほうがいいです。
むしろ、今回の公式情報から確実に言えるのは別の部分。
秤と鹿紫雲。
真希。
脹相と九十九。
虎杖と伏黒。
そして宿儺。
これら複数の軸が第4期で重要になることです。
私は「何巻まで映像化するか」より、どこを第4期のラストシーンとして選ぶのかのほうが気になります。
なぜなら『呪術廻戦』のTVシリーズは、きれいに事件を一件解決して「めでたし」で終わるタイプではないからです。
第2期「渋谷事変」の終了後も、世界はむしろさらに崩れました。
第3期も死滅回游を完結させず、乙骨の仙台結界をひとつの大きな区切りとして後編へ渡しています。
ならば第4期も「死滅回游の戦いが全部終わったので終了」ではなく、次の巨大な局面が目の前に現れた瞬間で切る可能性は十分考えられます。
何話構成になるか、どこまで映像化するか。
ここは今後の公式発表で最も注目したい部分です。
死滅回游後編は何が一番面白い?宿儺へ収束する構造を考察
ここからは、2026年9月1日までに公式から発表された情報をもとにした私見です。
私は第4期「死滅回游 後編」の最大の魅力は、第3期で広げに広げた物語が、今度は猛烈な勢いで一つの核心へ近づいていくことだと考えています。
第3期って、本当に新情報が多かったですよね。
日車寛見。
秤金次。
鹿紫雲一。
レジィ・スター。
石流龍。
烏鷺亨子。
黒沐死。
さらに結界、ポイント、総則、受肉した過去の術師……。
毎週「待って、面白い、でも一回整理させて!」状態でした。
これは決して弱点ではなく、前編だからこそ必要だった“仕込み”だったのだと思います。
実際、第4期公式ストーリーを見ると、その仕込みが動き始めています。
秤とパンダは鹿紫雲へ。
真希は禪院家を出て次の場所へ。
脹相と九十九は天元を守る。
虎杖と伏黒にも新たな死闘が待つ。
そして宿儺は何かを企んでいる。
この並びを見ていると、死滅回游はもう単純なバトルロイヤルではありません。
五条復活、津美紀救出、羂索の計画、宿儺の思惑というシリーズ級の問題が、同じ盤面へ集まり始めています。
ここが第3期との大きな違いです。
第3期は「今どこの結界を見ている?」という横方向への広がりを楽しむシリーズでした。
第4期では、「この出来事が次の戦線へどう波及する?」という縦方向の因果関係が強くなっていくはずです。
私はこれを、“地図を見る死滅回游”から“ドミノを見る死滅回游”への変化だと思っています。
前編では結界ごとに独立して見えた出来事が、後編になると一枚倒れただけで別の場所まで影響する。
誰かが勝つ。
誰かと接触する。
総則が変わる。
その一つひとつが次の事件の引き金になっていく。
だから後編は、戦闘を単体で楽しむだけではもったいないんです。
「この勝敗が物語全体の何を変えた?」まで見ると、一気に面白さが増すと思います。
そして、その先にいるのが宿儺です。
6月のPVは多数のキャラクター。
8月のビジュアルは宿儺一人。
さらに公式ストーリーでも宿儺の企みを示す。
この3つを合わせると、第4期のプロモーションは群像劇から宿儺へ視線を絞り込んでいるように見えます。
もちろん、これは私自身の解釈です。
公式が「そういう狙いです」と説明したわけではありません。
それでも、この順番はかなり印象的。
『呪術廻戦』の始まりを思い出すと、虎杖が宿儺の指を取り込み、「器」になったところから全部が始まりました。
死滅回游で世界がどれだけ広がっても、その根っこには虎杖と宿儺がいる。
そこへ伏黒の物語が絡む。
だから第4期は、単に「死滅回游の後半戦」ではなく、第1期から積み上げてきた物語が別次元へ進む転換点として見ると、より面白くなるのではないでしょうか。
そして『呪術廻戦』で怖いのは、強い敵が出てくることそのものではありません。
キャラクターたちが「どちらを選んでも何かを失う」状況へ追い込まれることです。
渋谷事変でもそうでした。
戦闘の勝敗だけでは終わらない。
勝ったから救われるとも限らない。
正しい行動を選んだつもりでも、それが次の悲劇につながる。
ティザーPVで虎杖と伏黒の「悲痛な思い」が強調され、さらに宿儺が最新ビジュアルを独占していることを考えると、第4期でもバトル以上にキャラクターの選択が心をえぐってきそうです。
秤VS鹿紫雲は絶対に熱い。
真希の戦闘も映像映えする。
脹相と九十九の戦線も物語的に重要。
でも2026年9月1日時点で私が一番「怖いけど観たい」と感じるのは、やっぱり宿儺です。
第3期まで点だった物語が、第4期で線になる。
そして線が一本につながった瞬間、そこに“呪いの王”が立っている。
そんなシリーズになったら、本当に毎週情緒がもたない気がします。
まとめ|アニメ3期の続き「死滅回游 後編」は第4期として制作中
「呪術廻戦 アニメ3期 死滅回遊 後編」と検索する人も多いですが、公式のシリーズ区分では第3期が「死滅回游 前編」、続く「死滅回游 後編」はTVアニメ第4期です。
第3期は2026年3月26日放送の第59話「仙台結界コロニー」で終了。第4期では、秤金次VS鹿紫雲一、禪院真希、脹相と九十九由基、虎杖悠仁、伏黒恵、羂索、そして両面宿儺らの動きが大きなポイントになります。
2026年6月19日にはティザーPVと佐藤威監督の就任が発表され、8月29日には宿儺を描いたスーパーティザービジュアルと新ストーリーが公開されました。
現在のスタッフは御所園翔太さんが総監督、佐藤威さんが監督、瀬古浩司さんがシリーズ構成・脚本、MAPPAがアニメーション制作を担当します。
一方、2026年9月1日時点で放送開始日と全話数、原作の最終収録範囲は未発表です。公式ON AIRページでは「鋭意制作中」とされています。
原作21巻が第181話「東京第2結界①」から始まり、第4期公式ストーリーも秤とパンダが東京第2結界へ向かう流れを示しているため、21巻周辺が序盤を考えるうえで重要な目安になります。ただし、アニメの正確な開始話・終了話は公式発表を待ちましょう。
第3期が「死滅回游という巨大な盤面を広げる物語」だったなら、第4期はその盤面の上で別々に動いていた運命がぶつかり始める物語。
熱量MAXの秤VS鹿紫雲。
覚醒後の真希。
天元を守る脹相と九十九。
そして水面下で動く宿儺。
推しを一人に絞れないどころか、どの戦線も飛ばせない密度です。
でも最新情報を追えば追うほど、私は第4期を「強キャラ大集合のバトル期」だけでは見られなくなってきました。
第1期から虎杖の中に存在し続けてきた宿儺が、死滅回游という巨大な混沌の中心へ近づいてくる。
第4期は『死滅回游』の後半であると同時に、『呪術廻戦』そのものが次の段階へ踏み込む重要章になりそうです。
よくある質問
呪術廻戦「死滅回遊 後編」はアニメ3期ですか?
いいえ。公式ではTVアニメ第3期が「死滅回游 前編」、後編はTVアニメ第4期「死滅回游 後編」です。
検索では「死滅回遊」と書かれることも多いですが、アニメ公式表記は「死滅回游」となっています。
呪術廻戦「死滅回游 後編」はいつ放送されますか?
2026年9月1日時点では、具体的な放送開始日は発表されていません。
公式ON AIRページでは第4期「死滅回游 後編」を「鋭意制作中」と案内しています。
死滅回游後編で注目すべきキャラクターは誰ですか?
2026年6月のティザーPVと8月の公式ストーリーから見ると、秤金次、鹿紫雲一、禪院真希、脹相、九十九由基、虎杖悠仁、伏黒恵、羂索、両面宿儺が特に重要です。
なかでも8月29日のスーパーティザービジュアルは宿儺単独。複数戦線が動く後編で、“呪いの王”がどのように物語へ介入してくるのかが最大級の注目ポイントになりそうです。



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