2025年4月12日から、JR西日本と人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』がコラボレーションした「ONE PIECE新幹線」がついに山陽新幹線で運行を開始します。第1編成「せとうちブルー号」のお披露目を皮切りに、順次「チョッパー号」「ルフィ号」も登場予定で、全3編成が展開されるこのプロジェクトは、ファンはもちろん鉄道ファンからも大きな注目を集めています。
「ONE PIECE新幹線」は、新大阪から博多をつなぐ「こだま号」として運行され、各車両にはルフィやゾロ、ナミなど「麦わらの一味」がデザインされており、外装だけでなく内装にまでこだわった演出が特徴です。特にヘッドカバーや客室ドア、トイレの鏡にまでオリジナルデザインが施されており、乗車するだけでまるで物語の中に入り込んだような体験が可能となっています。
さらに、車内チャイムにはアニメ版初代オープニング「ウィーアー!」がアレンジされた特別仕様が採用されており、さらに一部区間では主人公ルフィ(CV:田中真弓)の声による車内アナウンスも流れるという徹底ぶり。2025年春から夏にかけて、ファン必見のエンタメ新幹線が日本を駆け巡ります。
- 「ONE PIECE新幹線」各編成のデザインや演出の詳細
- 車内限定のチャイムやキャラアナウンスなどの体験内容
- グッズ・スタンプラリー・今後の展開など最新情報
ONE PIECE新幹線「せとうちブルー号」デザインの見どころ
2025年4月12日、ついに運行がスタートした「ONE PIECE新幹線」の第1弾、「せとうちブルー号」は、その名の通り瀬戸内海の穏やかで澄んだブルーを基調としたデザインが魅力の特別列車です。
JR西日本と大人気アニメ『ONE PIECE』のコラボにより実現したこの新幹線は、山陽新幹線の新大阪〜博多間を走る「こだま」号として運行されています。
乗車券と特急券のみで利用可能なこの列車は、外観も内装も徹底的に『ONE PIECE』仕様で彩られており、ファンにとって“夢の航海”を現実にしてくれる列車です。
#JR西日本 が運行する山陽新幹線と#ONEPIECE がコラボ!
2025年春よりオリジナルデザインを施した「ONE PIECE新幹線」が運行決定
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ルフィやナミなど麦わらの一味が外装を彩る
「せとうちブルー号」の外装最大の特徴は、瀬戸内海の穏やかな青をベースに、ルフィやナミをはじめとする「麦わらの一味」が豪快に描かれている点です。
列車全体にわたってキャラクターが配置されており、停車中にホームで眺めるだけでも楽しめるデザインになっています。
特に先頭車両にはルフィが大きく描かれ、「この列車で冒険が始まる」というワクワク感を演出。
ゾロ、サンジ、ロビン、フランキーといった主要メンバーも細部まで精巧にデザインされており、ファンにとっては写真映え必至の車両となっています。
内装もファン垂涎!オリジナルヘッドカバーや鏡に注目
車内に足を踏み入れると、そこにもまた『ONE PIECE』の世界が広がっています。
座席のヘッドカバーには、各キャラクターのシルエットや海賊旗などがデザインされており、細部にまでこだわりが感じられます。
さらに、車内の壁面やドアには各キャラのモチーフアートが施されており、走行中でも見どころが満載です。
特に注目すべきは洗面台の鏡で、そこにはルフィたちのイラストが描かれており、何気ない瞬間にも“冒険心”を感じられる演出が施されています。
加えて、乗車中にはアニメ初期の名曲「ウィーアー!」がアレンジされたチャイムが流れるなど、音でも視覚でもONE PIECEの世界観にどっぷりと浸れる構成となっています。
【記事掲載】JR西日本「ONE PIECE 新幹線」700系「せとうちブルー号」写真63枚#鉄道 #鉄道ニュース #電車 #山陽新幹線 #700系 #ワンピース新幹線 #ONEPIECE新幹線 #せとうちブルー号 #JR西日本https://t.co/aywWZ9x29r
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今後登場予定の編成は?チョッパー号・ルフィ号の特徴
「ONE PIECE新幹線」プロジェクトは、全3編成で展開される大型企画です。
現在運行中の「せとうちブルー号」に続き、5月には「チョッパー号」、7月には「ルフィ号」が順次運行を開始します。
それぞれの編成は、キャラクターごとの世界観を基にデザインされており、列車ごとにまったく異なる魅力を楽しむことができます。
ファンの間では「全編成制覇」が一種の目標となっており、“推しキャラ列車”を目指して旅を計画する人も急増しています。
第2編成「チョッパー号」は5月28日運行開始
2025年5月28日から登場予定の第2編成「チョッパー号」は、トニートニー・チョッパーをテーマにした可愛らしさ満点の列車です。
車体全体がチョッパーのシンボルカラーであるピンクを基調としており、まるでチョッパーが列車になったかのような愛らしいデザインが特徴です。
外装には帽子をかぶったチョッパーが元気よく走る姿や、仲間たちとの温かいシーンが描かれています。
特に注目されているのが、小さな子どもや女性ファンの支持を集める柔らかく親しみやすいビジュアルで、これまで鉄道にあまり関心のなかった層からも熱い視線が集まっています。
また、車内アナウンスにはチョッパーのセリフも盛り込まれる予定と発表されており、癒しと感動を両立させた列車旅が実現しそうです。
第3編成「ルフィ号」は7月2日に登場!異なる世界観を演出
2025年7月2日からは、待望の「ルフィ号」が運行を開始します。
この編成は、モンキー・D・ルフィの「冒険心」「自由」「情熱」を体現したデザインがコンセプトとなっています。
外装には赤と金を中心とした配色が用いられ、まるで燃え盛るようなエネルギーを感じさせるビジュアルに仕上がっています。
ルフィが前を見据えて拳を突き出す迫力ある姿は、旅の出発にふさわしいパワーとインパクトを演出しています。
車内も、麦わら帽子やギア5を連想させるモチーフが随所に散りばめられ、乗客が“冒険の船員”になったような没入体験ができる仕掛けが施されるとのことです。
また、ルフィの声による新たな車内演出の導入も検討されており、旅のクライマックスにふさわしい列車として、多くの注目を集めています。
【News Release】
麦わらの一味と
「偉大なる線路(グランドレイル)」に
乗り出そう!
「ONE PIECE新幹線」4月12日運行開始!■運航開始日
第1編成「せとうちブルー号」4月12日
第2編成「トニートニー・チョッパー号」5月28日
第3編成「モンキー・D・ルフィ号」7月2日詳細https://t.co/3J0htoPGpQ pic.twitter.com/1tFgEpLs8g
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車内演出にも注目!「ウィーアー!」チャイムとルフィのアナウンス
「ONE PIECE新幹線」の魅力はデザインや装飾だけにとどまりません。
乗車中の体験そのものを“冒険”へと変えるための演出が随所に施されており、特に注目されているのが車内音響とアナウンスの特別仕様です。
アニメの世界観を五感で楽しめるように設計された本編成は、ファンにとってまさに“夢の列車”となっています。
チャイムがアニメ版オープニング!列車旅が一層楽しく
「せとうちブルー号」では、駅到着時などに流れるチャイム音に、アニメ『ONE PIECE』初代オープニングテーマ「ウィーアー!」のアレンジ版が使用されています。
この楽曲はファンにとって特別な意味を持つ一曲であり、そのイントロが車内に流れるたびに、冒険心をくすぐられます。
JR西日本がこの楽曲をチャイムに取り入れるにあたり、車内の非日常感を高めることを狙った演出であると発表しています。
実際に乗車したファンからは「鳥肌が立った」「泣きそうになった」といった感想が多く投稿されており、音楽の力で旅を彩る工夫が高く評価されています。
ルフィの声でのアナウンスは限定区間で実施予定
さらに、一部区間では主人公モンキー・D・ルフィ(CV:田中真弓)の声による車内アナウンスが実施されています。
「おれはモンキー・D・ルフィ!次の駅は○○だー!」といった元気な声が響き渡り、列車旅が一気にアニメの世界へと変わります。
この演出は通常のアナウンスとは異なり、期間・区間限定で実施されており、聞けた乗客は非常にラッキーとされています。
また、今後登場する「チョッパー号」や「ルフィ号」でも、キャラクターごとのアナウンス演出が検討中とされており、音声面でのバリエーションもさらに広がっていきそうです。
運行スケジュールと乗車方法をチェック
「ONE PIECE新幹線」は、特別なイベント列車ではなく、通常の「こだま」号として定期運行されているため、特別なチケットや抽選は必要ありません。
誰でも気軽に乗れる一方で、確実に狙った編成に乗るには、スケジュールの事前確認が重要となります。
以下で具体的な乗車方法と運行情報の確認方法を紹介します。
こだまとして通常運行、乗車券と特急券が必要
「ONE PIECE新幹線」は山陽新幹線の「こだま」号の一部として運行されており、乗車には通常の乗車券および特急券が必要です。
指定席・自由席ともに利用可能で、特別な申し込みや抽選は一切不要です。
そのため、鉄道ファンやアニメファンはもちろん、旅行や帰省中に偶然乗るという楽しみもあります。
ただし、車両数に限りがあるため、確実に座席を確保したい場合は指定席予約がおすすめです。
日によって異なる運行情報は公式サイトで要確認
3編成ある「ONE PIECE新幹線」は、日によって使用される編成が異なります。
運行スケジュールはJR西日本が運営する公式特設サイトにて毎週更新されており、誰でも簡単に確認可能です。
サイトでは、日にち・列車番号・運行区間が一覧で表示され、「どの列車がどの編成か」がひと目でわかります。
特に遠方から訪れるファンにとっては、この情報を活用することで効率的に推し列車に乗ることができます。
最新の運行情報は公式特設サイトをご確認ください。
関連グッズやフォトスポットも充実
「ONE PIECE新幹線」の魅力は、列車そのものだけにとどまりません。
各駅や車内で展開されているグッズ販売やフォトスポット、さらにはスタンプラリーといった企画も用意されており、旅そのものを“エンタメ体験”に変える仕掛けが盛りだくさんです。
ファンはもちろん、観光として訪れた方々にも嬉しいお土産要素がたっぷり詰まっており、乗車体験をより記憶に残るものへと昇華させてくれます。
車内・駅構内でしか手に入らない限定グッズが登場
「ONE PIECE新幹線」では、オリジナルデザインのグッズが数量限定で販売されています。
アクリルスタンドやステッカー、クリアファイル、缶バッジなど、列車限定イラストを使ったアイテムが多数ラインアップ。
これらのグッズは、新幹線車内や駅構内の専用販売ブースでしか購入できないため、コレクターにとっては見逃せません。
特に「せとうちブルー号」「チョッパー号」「ルフィ号」の各編成限定デザインのアイテムは、乗車記念としての価値も高く、SNSでも購入報告が多数寄せられています。
フォトブースや記念スタンプラリーで旅の思い出を演出
駅構内や一部の観光施設では、「ONE PIECE新幹線」専用のフォトブースやキャラクターパネルが設置されています。
これらは記念撮影スポットとして観光客に大人気で、ルフィやチョッパーと一緒に旅の思い出を写真に残すことができます。
また、スタンプラリーも期間限定で開催中で、対象駅でスタンプを集めると限定グッズと交換できるなど、旅の動機づけにもなっています。
子どもから大人まで楽しめる内容で、ファミリー層の利用も増えており、「乗る」「買う」「撮る」の三拍子揃った体験が可能です。
ONE PIECE新幹線お披露目イベントの反応と評判
2025年4月9日に開催された「せとうちブルー号」の報道向けお披露目イベントは、各種メディアやSNSを通じて大きな話題を呼びました。
新幹線ホームで行われた展示やフォトセッションには、多くの関係者やファンが集まり、その熱気はまさに“祭り”のような盛り上がりを見せました。
当日の模様は、JR西日本公式サイトやONE PIECE公式ポータルでも公開され、多くのファンにその感動が伝えられました。
SNSでは「夢が叶った!」とファンから歓喜の声
イベント以降、SNS上では「#ワンピース新幹線」「#せとうちブルー号」などのハッシュタグが急上昇。
「ついにルフィと旅できる日が来た!」「これは完全に夢が叶った」といった投稿が相次ぎ、ファンの喜びが爆発しています。
さらに、フォトスポットで撮った写真やグッズの戦利品報告なども多く、SNSを通じて興奮が次々と共有されている状態です。
このリアルタイムな盛り上がりが新たな話題性を生み、次回のチョッパー号・ルフィ号の登場にも期待が高まっています。
鉄道ファン・家族連れ・インバウンド観光客にも人気
「ONE PIECE新幹線」はアニメファンだけでなく、鉄道ファンや家族連れ、さらには訪日外国人観光客にも大人気です。
新幹線という日本独自の文化と、世界中にファンを持つ『ONE PIECE』とのコラボは、インバウンド需要にもマッチした企画となっています。
特に海外のファンからは、「日本旅行で絶対に乗りたい」「乗るためだけに訪日する価値がある」といった声も多く寄せられており、日本発の観光資源としての可能性も大きく広がっています。
ONE PIECE新幹線のお披露目を通して感じる新たな列車旅の魅力まとめ
「ONE PIECE新幹線」は、単なるラッピング列車にとどまらず、物語の世界と現実をシームレスにつなぐ“体験型コンテンツ”としての列車です。
そのデザイン、演出、音響、空間づくりに至るまで、全てが『ONE PIECE』の魅力を最大限に活かした仕様になっており、乗客は単なる「移動」ではなく「冒険」をしている感覚を味わえます。
こうしたコンセプトは、近年の観光トレンドである「コト消費」にもマッチしており、“旅の目的そのものになる列車”として、新たな交通体験のモデルを示しています。
漫画とリアルが融合した感動体験を提供する特別列車
漫画やアニメの世界観がリアルに再現されるという体験は、これまでにもテーマパークなどで提供されてきました。
しかし、「ONE PIECE新幹線」が画期的なのは、日常の“鉄道”というリアルな生活の中に非日常の物語を融合させている点です。
ホームで待っていると突然現れる麦わらの一味、車内で流れる「ウィーアー!」の音楽、キャラクターたちの声。
そのすべてが、ファンの心を動かす「感動体験」として刻まれます。
一度乗れば、ただの移動が「一生の思い出」に変わる――それがこの列車の最大の魅力です。
今後のプロジェクト展開にも注目が集まる
現在運行中の「せとうちブルー号」に加え、「チョッパー号」「ルフィ号」も順次運行予定とされており、このプロジェクトはまだ始まったばかりです。
JR西日本やONE PIECE公式サイトでは、今後も新たなコラボ企画、グッズ展開、イベント開催などが予告されており、ファンの関心は高まる一方です。
また、運行終了後の車両保存や、他路線での展開の可能性についても早くも噂が立っており、プロジェクトのスケール拡大にも期待が寄せられています。
“列車で物語を旅する”という新たなジャンルを確立した「ONE PIECE新幹線」――その今後の進化からも目が離せません。
- ONE PIECE新幹線第1弾「せとうちブルー号」登場
- ルフィやナミなど外装と内装にキャラ満載
- チャイムは「ウィーアー!」の特別アレンジ
- ルフィの声による限定アナウンスも実施
- チョッパー号・ルフィ号も今後登場予定
- 限定グッズやフォトスポットも多数展開
- SNSでは「夢が叶った」と話題沸騰
- 誰でも通常の乗車券で気軽に体験可能
- 漫画と現実が融合した新しい列車旅を提案
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